七竈の食器棚

徒然なるものを竃につめこんで。

24歳ジャニオタ、ハガキにハマる。

 東京都中央区、東京都港区赤坂、東京都千代田区…。すっかりもう指になじんだ地名たち。私はここ半年ほど、ひたすら東京宛にハガキを書いている。『an・an』の住所は特に諳んじれそうなほど書いてきた。ありがたいことに、それほど私の推しは『an・an』に載せていただいた。あと要望のハガキも結構送ったな。

 中央区、という字を見ると"目黒"と"恵比寿"という地名を聞いた時と同じくらいニマニマしてしまう。『FINEBOYS』編集部がある日之出出版も、『an・an』編集部があるマガジンハウスも、そして『AERA』が発行されている朝日新聞出版も、中央区にあるからだ。テレビ局が多いのは港区な気がする。といってもTBSさんに推しのレギュラー番組がある故にハガキを送ってるからのような気がしているけれど。

 

 

 

 私はこれまでジャニオタを12年やってきているけれど、ここまでハガキを書いたことは実はなかった。雑誌に投稿をしたことは2回ほどあるが、それもメールで、いわゆるお便りコーナーで、だ。アンケートハガキがついているのは見たこともあるし、『撮影グッズプレゼント』の文字も、アイドルが持っている可愛い商品の懸賞ページももちろん見たことはあるし、推しがそこに載っていたら切り取っていた。だが、ついぞその懸賞に応募したことも、ましてアンケートハガキを送ったこともなかった。

 それが、2020年になってからとにかく出版社やテレビ局にハガキを送りまくっている。そして、Twitterで #スノ担ハガキ部 のハッシュタグをつけては写真を載せている。一番古いハッシュタグは、5月の下旬の投稿だ。FINEBOYSにSnow Man目黒くんが単独表紙を飾らせてもらった上に、それを重版してくださったお礼のハガキだ。そして私は毎月1回は必ず、多い時は3回ほどハガキを書いて送っている。

 

 

 そもそも私が推しのお世話になっている会社にハガキを送り出したきっかけは、Snow Manが主演した舞台、『滝沢歌舞伎ZERO』だった。私は『滝沢歌舞伎ZERO』の公演のあとにSnow Manにハマったので、『滝沢歌舞伎ZERO』の情報を得ようにも過去のレポ雑誌やTwitterなどしかなかった。私がそれまで好きなジャニーズが、ジャニーズ特有の舞台に出たことがデビューしてからは一回しかなかった為、『滝沢歌舞伎』も知識としては知っていてもどんな舞台なのか未知の領域だった。ジャニーズで歌舞伎をしているんだろうな、とは思っていた。でも時々流れてくる写真や映像でずぶ濡れになっていたな…?という認識だった。

 過去の雑誌で読む『滝沢歌舞伎ZERO』は、煌びやかな和のエンターテインメントの世界がそこには広がって…いたのだがなんせ予備知識があまりにもないため、分かるようで分からなかった。というかめっちゃ演目がある。色々やってる。『歌舞伎』というタイトルだけど歌舞伎以外もやってるのね…。変面?殺陣?え、総踊りとは??そして鼠小僧とは???あ、ずぶ濡れになってるのこれなのね。山田涼介くんがジャニワ初演で綱渡りやったり赤穂浪士やったりしたようなものか。それにしてもめっちゃ色々あるな。

 

うん、これ見たほうが早いわ。映像化…されてねえええ!!!

 

 となって頭を抱えたのが2019年6月後半から7月上旬の話。まあ『滝沢歌舞伎ZERO』の公演終了から1ヶ月と少し経ったくらいだったし、何よりSnow ManはドラマだったりいろいろとJr.だけど仕事が決まってて忙しそうだった。YouTubeもあるし。だから映像化するとしたら早くても、もう2ヶ月ほど先だろう。それに、Hey! Say! JUMPの主演したジャニーズ・ワールドが映像化されてないように、ジャニーズ主演であっても映像化は確定されていない。DVDは撮影していたみたいだけどさ…。

 

 ということで私はひたすらお知らせを待つことにした。…が、それから3ヶ月ほど後、私はなかなか衝撃を受ける一文を見つけたのだ。それは、タッキーこと滝沢秀明副社長のファンの方の過去の呟きだった。

 

滝沢歌舞伎って映像化はだいたい二年毎よね』

 

…に、二年毎?え、たしか2018年って映像化されてたっけ…。 

 

されてる!がっつりされてる!!え、じゃあ私が滝沢歌舞伎ZEROを見るには来年の公演に行くか、それの映像化まで待たないといけないってこと!?うわありそう!『東京オリンピックの中行った公演の待望の映像化!!』とかの謳い文句で売り出しそう!!!

 

と思って危機感を感じ、私は翌日の仕事の帰りに百均に駆け込んで、歌舞伎っぽい柄のシールやマステや筆ペン、そしてハガキを買い込んだ。

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 自分がちゃんと『滝沢歌舞伎ZERO』の世界観を知りたい、と思ったのもあるが、何より私は、9人になったSnow Manの激闘の成果を映像として残して欲しかったのだ。

 この『滝沢歌舞伎ZERO』をSnow Manが引き継いだ報道を見た時、私は会見にメインで映る6人と、後ろにいるジャニーズJr.たちをぼんやりとJUMP担(どっちかというとスト推し)としての目線で見ていた。『まあ、ある意味妥当だよなあ。それにしてもよかったなあSnow Man担さんたち…。Snow Manもおめでとう』と。

 

 それが9人での主演に切り替わったのが、その半月後のことだった。いや本当に衝撃だった。そして、加入したメンバーに後の自担になる目黒蓮くんがいたことも。亀梨くんを好きな身近な人の影響で、目黒蓮くんは名前だけは知ってる状態だったのだ。そしてしばらく、JUMPとストでフォローしてるはずのTwitterでのタイムラインでも、見るに耐えない誹謗中傷が目に入っていた。主に加入組への罵倒。そして6人へのどうして?という気持ちと、会社への罵倒タッキーへの罵倒。そして『これがうちじゃなくてよかったー』という謎の安堵のツイート。なんというか、悲しいカオスがそこに広がっていた。

 

 当時他担であった私にもそれが目に入っていたのだから、当の本人たちにもその声は届いているだろうなとは当時から思っていた。実際届いていた。ポスターに加入組の写真にだけ引っ掻き傷でバツをつけられていた事件のことが。そして声を上げた目黒くんのブログのことも、それを非難する声も、援護する声も他担の私にも流れてきた。『あぁ、Snow Man頑張れ。他担だけどさ、私。頑張れほんと…』と、外野ながら思っていた。5月5日の公演で最年長のふっかこと、深澤辰哉くんが泣いて『辛かった』『僕だけじゃ守れないんです。だから、皆さんも力を貸してください』と言ったことも回ってきて、もらい泣きしそうになった。とにかく、9人に報われて欲しいと思った。

 

 そして、その半年後私は目黒くん沼にどっぷり浸かっていて2019年秋になっていた。Snow Manにハマる前、そしてハマってからの色々なことが頭によぎりながら、とにかく、思いを10センチ×15センチの白い世界に目一杯書いた。書いて、書いて、書いて、送り続けた。

 私にハガキを送る大切さを教えてくれた亀梨担さんたちのいろんなハガキを参考にしながら、とにかく送りまくった。

 

いやでも今見返してもほんとすごいし流れもすごいので、#亀梨和也ソロコン映像化希望 のハッシュタグを見るか、自分のブログですけど皆さん読んで欲しい。ハガキすごいよ、そして執念も。

ハガキが掴んだチケットとDVD〜他担から見た亀梨和也ソロコン映像化備忘録〜 - 七竈の食器棚

 

 ただ私は、滝沢歌舞伎ZEROが見たくてたまらなくて書いていただけだった。だが私は、この白い小さな世界に彼らのことを関連付けてデコレーションしたり文字を書くことを、『楽しい』と思い始めた。

 

この着物のシール、お丸さんっぽいな。

あ、この隈取りの顔、ひーくんの五右衛門みたいな顔してる。

ちょっと空いてるスペースにあべぞうの『令和』入れようかな。

いや、やっぱここは『ひらりと桜』にかけて桜の花びらのマステ貼ろうか…。

 

とにかく『滝沢歌舞伎ZERO』の映像化希望をメインに書きつつ、隙間にデコレーションをすることが楽しくなった。

 

 そして、2019年冬まで私は送り続けたのだが…私は一旦燃え尽きた。というか2020年始めから職場が医療現場である故にいろいろと怒涛だったのだ。あとSnow Manのデビューラッシュ。そして山田涼介くんの映画公開。ドッタバタでハガキを全然書けなかった。

 

 そしてそんなこんなでドタバタしてたら、2月下旬に滝沢歌舞伎ZEROの映像化が決まった。声をあげて歓喜した。よっしゃ!滝沢歌舞伎ZEROが見れる!!だって今年行けるか、ていうかやるかわかんないしほんとに!!!と思っていた。実際公演できなくなったので、映像化されて本当に嬉しかった。

 

 ハガキを送ったことがきっかけで映像化された、とは正直思ってはいない。少なくとも『DVDをご覧の皆さん』というお丸さんの挨拶のレポは上がっていたから。どこかで映像化されるだろうけどいつされるかは分からないと思っていた。単体ではなくても、あるとしたら2020年公演の初回限定盤特典かなとかも思っていたし。

 

 だが、私がこれまで以上にハガキを書くことにハマったのは、確実に出版社にその声が届いていることが見え始めたからだ。

 実は私は、老眼の母に代わってアンケートハガキを代行している。母が定期購読している美容雑誌のアンケートページの質問、ならびにハガキの質問が非常に字が小さくて読みづらいのだ。メガネをかけた上で虫眼鏡で目を凝らして読んで書こうとしている母を見ていられず、私が母にその文字を読んで、質問に答えてもらって書く、というのが毎月恒例の行事になった。そして、少しわがままを言って『今美容術を聞きたい方は?』などの質問に『渡辺翔太くん』と書かせてもらっていた。母はその美容雑誌が大好きだ。雑誌業界もなかなか厳しい。ましてや、このコロナ禍で化粧品を主に取り扱う美容雑誌も、相当大変だろう。雑誌でもなんでも、続けていくには買う、そして声を届けるしかない。私は母の好きな世界のためにも、協力していた。

 

 そんなある日、その雑誌に渡辺翔太くんが載ることになったのだ。その知らせを知った時、『アンケートで、何度か書いていたけどもしかして届いていた…?』とぼんやりと思った。いや美容ということで渡辺担のお姉様方(勝手に私はスノ担はお姉様が多いと思っている)が送っていたのだろうとは思うけれど。でも、好きなグループの、それもメンバーの好きな世界にまつわる仕事に自分の声が届いたのかもしれないと思うと、ちょっと嬉しかった。そして、その少し後にこんな呟きが回ってきた。

 これは、日経ヘルスという美容と健康の雑誌に渡辺翔太くんが載った時の、お礼のハガキに関しての出版社のツイートだ。

日経ヘルス(公式) on Twitter: "8月号では Snow Man #渡辺翔太 さんのインタビュー記事にたくさんの反響をいただき、ありがとうございます。丁寧に書いてくださったお葉書がこんなにたくさん編集部に届きました‼️感激です(T . T) 渡辺くんにまた出ていただける日が来るよう頑張っていきたいと思います😆 #日経ヘルス… https://t.co/V1ZOydXBR9"

 

 

一面の、彼のメンバーカラーである青に染まったハガキたち。そして素敵なデコレーションたち。

 

なんて、綺麗なのだろう。その途端に、『滝沢歌舞伎ZERO』の要望ハガキを送っていた時のことが蘇った。

 

 あの時、私はとても楽しかった。元から、絵を描いたりお話を書いたり、真っ白な世界に自分の世界を作ることが大好きだった。大学時代、退任される教授に送るアルバムをデコレーションしたことがある。教授が好きそうな可愛らしいお花や、アンティークの飾りが印刷されたマスキングテープや紙で三時間かけてデコレーションした。フリル柄のマスキングテープを切って、タイトルの周りに楕円形になるように細かく角度をつけて貼って…と、自分なりに凝った。私は楽しくデコレーションしただけだけど、教授にも友達にもめっちゃ驚かれたし喜ばれた。教授が喜んでいる姿がとても嬉しかった。

 

『あの時のように、楽しいハガキを書きたい。っていうかなんかやりたい。いや充分楽しいけどなんか、何か楽しみが欲しい』

 

 コロナによる自粛が少しずつ緩和された、といってもまだまだ色濃く影響が残っている時で、私は職場と家を往復する日々が続いていた。Snow Manはありがたいことに雑誌にめっちゃ載せていただいていた。

 アイドル誌は新たな撮影が難しいため、過去の企画の振り返り企画などをやっていたり、私の知らないSnow Manがいて楽しかった。でもどこにも出かけられないストレスは溜まる一方ではあった。大きな本屋が近くにないため、通販でひたすら雑誌を買う日々が続いていた。

 今までは大型の本屋に行って立ち読みしたりブラブラしながら雑誌を買うことができたし、それが大好きだったのに。バックナンバーを見つけて思いがけない記事を読んで買って帰る…という昨年の夏に楽しんでたことが、今年は一切できていない。

 

『このコロナ禍でも楽しい雑誌を作ってくれた出版社にお礼をしよう。ていうかハガキ書いて楽しもう』

 

 ちょうど、目黒くんが単独掲載されたBAILAにまだハガキを書けていなかった。『滝沢歌舞伎ZERO』の映像化の要望ハガキために買っていたハガキやペンを引っ張り出し、ハガキを書いた。BAILAさんとタイトルは今月号はオレンジ色だった、あ、そういえば目黒くんが着ていたパジャマ可愛かったな、あれ何色だっけな…と、雑誌のページを再度開いて、いろいろ考えながら書いた。

 

 FINEBOYSへの重版と表紙のお礼のハガキ以来書いたハガキは、ちょっとだけ不格好だった。満足はしてるけど、もっと、もっと素敵なハガキを書きたい。ていうかやっぱり楽しいわ…。

 

 それからというもの、私は #スノ担ハガキ部 のハッシュタグを検索していろんなハガキを見て、お礼のハガキを書くようになった。ありがたいことにSnow Manも目黒くんもたくさん雑誌に載せていただいた。そしてテレビにも出させていただいた。送り先はたくさんあった。

 

 女性誌に載せてもらったし、お花のマスキングテープ貼ろうかな。阿部くんの爽やかな緑を意識したいな。康二くんが載ってたし、オレンジのマスキングテープにしようか。この目黒くんの衣装好きだからちょっと柄をハガキに描こうかな。

 

 切手にもこだわり始めた。このコロナ禍で、出版社やテレビ局のスタッフさん達も距離を考えて撮ったり、今までならできた特集が難しいはずだ。裏面まで見るか分からないけど、面白い切手を貼って笑ってもらえたら嬉しいな。そんなことを思ってお相撲さんの切手を買ったり、柄を選ぶようになった。日本郵便のサイトをアクセスしては、楽しい柄の切手の情報を見るのが楽しみになった。

 

 そんなこんなで、この5月から #スノ担ハガキ部 のタグをつけて投稿したハガキを数えてみると、28枚。アンケートハガキを含めると30枚は優に超える。これでも私はたぶん少ない方だと思う。主に雑誌に送っているから。…でも待ってどんだけ雑誌買ったんだ私。額を考えると恐ろしい。

 

 何もそこまでしなくても、と思われるかもしれない。自己満足だけど、とにかく楽しいのだ。いまだに職場と家の往復が続いているし、現場はないし、そして仕事の激務で体はしんどい。でも、休日やどうしても寝れない日にハガキを書くと、なんだかすっきりするしとても楽しい。

 

 今はハガキの中に、メンバーが着ていたり誌面で食べていたものをイラストに描くこと、メンバーカラーを入れることにハマっている。

 特に自担の目黒くんのレギュラーモデルをさせて頂いているFINEBOYSにハガキを書くときは気合を入れる。そして目黒くんが着ていた服の中から、可愛いと思った服の柄を入れることが、とにかく楽しい。

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 編集部にどこまで伝わっているかは分からないけれど、ハガキがメンバーにも届いていることは確かだ。目黒くんはFINEBOYSの撮影に行ったらお礼のハガキをたくさん見せてもらった、とブログで言っていたし、康二くんは実際に現場で読んでると言ったし写真をつけていた。それ以来私は以前よりも字に気をつけて書いている。と言ってもめっちゃ密なハガキになってしまうからあまり意味がないかもしれないけれど。今の私の課題は、読みやすいハガキだ。

 

 10センチ×15センチの世界に、ありったけの好きとお礼の想いを込める。出来上がった時の達成感がたまらない。

 

 次は、どんなハガキを書こうかな。そんなことを考えながら、今日も私は雑誌を開いて、テレビを見る。

涙という意味の雑誌の話をしよう。

私がその雑誌を知ったのは高校3年生の春だった。

 

当時私は大学受験を控え、学校終わりはすぐ塾に直行していた。持った夢を確実に叶えることができる志望校は成績から考えるとはるか雲の上で、それでもそこに、もしくはその夢が叶えられそうな学校に行きたくて塾に行っていた。

 

そんなある日、塾に行く前にどうしてもとあるアイドル誌を読みたくて、高校から徒歩5分のショッピングモールの大型本屋に立ち寄った時のことだった。私の目当てはアイドル誌だったのに、アイドル誌コーナーのそばのとある雑誌が目に入った。

 

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ピンク色の枠に、可愛い女の子二人が頭を寄せ合うようにポーズを決めている表紙。見たことのない雑誌だった。

 

「あ、みるきーじゃん!」

 

 私はそう言って思わずその雑誌を手に取った。というのも、当時二人のアイドルが私にとってミューズ的なものだった。

 

一人は、渡辺麻友さん。とにかく可愛くて、中学時代からこんな女の子になりたいと思っていた。

 

もう一人は、渡辺美優紀さん。出身県かつ高校が一緒で、こんなど田舎からこんな可愛いアイドルが生まれるなんて…と憧れていた。高校一年生の時に一度ショッピングモールのイベントにNMB48メンバーが来たことがあった。私はそのイベントがあると知らずにそのブースに向かう渡辺美優紀さんとすれ違った。思わず振り返ってしまうほど小さくて白くてでも柔らかそうで、可愛かった。私とは大違いだった(比べるほうが失礼だ)。

 

全ての出演情報をチェックしているわけではない、でも表紙を飾ったら見てしまう。そんなお茶の間ファン中のお茶の間ファンをしていた私はその見たことがない雑誌をパラパラとめくった。

 

衝撃的だった。な、なんだこの雑誌は。どのページにもレースやリボン、でもどこかセピアだったりパステルだったり。なんというか、非現実的で…昔のフランス映画の世界のような。ていうかめっちゃ可愛くないか?

 

当時の私の中でファッション誌といえば、専属モデルさんが「私、○○!高校二年生の普通の女の子!」なんて言いながら気になる男の子とデートしたり友達と遊びに行ったりする時の服の着回しを紹介していたり、いわゆる日常のオシャレを載せている…自分とは違う"陽"の世界だった。

 

もちろんこんなページばかりではないと今ならわかるが、当時の私はファッション誌を手に取る時は後ろからめくっていた。なぜなら、だいたい自分の担当アイドルが掲載される時は後ろから見た方が早かったからである。連載を持たせてもらってる雑誌もそうだったし、そうではない雑誌でも前から見るよりは後ろからめくる方が早かったのだ。

 

私にとってファッション誌は後ろからめくるものだったのに、その雑誌はどこをめくっても可愛くて、不思議な世界で、表紙の二人以外のモデルさんも見たことがないくらいお人形さんのような人ばかりだった。(とにかく当時モデルの知識が皆無だった。)

 

「こんな雑誌あるんだ…なんて名前なんやろ。」

私はそこで初めて雑誌の名前を読んだ。

 

LARMEという名前だった。

 

のちにこの雑誌の名前がフランス語で『涙』を意味する言葉で、当時の編集長が『すごく嫌なことや悲しいことがあっても、可愛い写真を見ることでちょっと忘れられる。LARMEが皆の涙の代わりになってほしい』という思いを込めてつけたと知った。

 

 

 

 

 

 

私はその時は、LARMEを買って帰らなかった。最高に金欠かつ、受験生ゆえに自担のアイドル雑誌もCDも絶ってるような状況で、ファッション誌を買うのは自分の中でありえないことだった。大学生になったら、買おう。こんな可愛い大学生になりたいと、そんなことを思っていた。

 

 

 

 

 

そして月日が過ぎ、第一志望ではないものの志望校の一つに合格したある日、私は塾に合格報告の帰りに例のショッピングモールのいつも行っていた本屋に寄った。そして真っ先にファッション誌のコーナーに行った。

 

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キラキラしたスノードームの中に、二人の可愛い女の子がいる表紙。タイトルを読まなくても、一目でLARMEだと分かった。他の女性向けファッション誌とは全然違う、甘くて不思議な世界観の表紙。それがLARMEだった。

 

胸を躍らせながら購入して帰り、まだ参考書でいっぱいの部屋の中で夢の世界に浸った。こんな格好をして外を出歩いてる人間は、田んぼと畑だらけの田舎にはいなかった。私がこんな格好をして出歩いたら下妻物語深キョンみたいになるだろな(深キョンみたいな美貌じゃないけど)。浮きまくるだろうし、保守的な方が多い地域だから指差されてひそひそ陰口を叩かれるだろう。不審者にあった小学生を嫁にいけなくなったと嘲笑うお年寄りがいる地域で、こんなカッコはできない。でもしてみたいな…都会はいいな…。高校三年生の終わりにしては浮ついた考えだったとは思う。でも現実を忘れさせてくれるそのLARMEの世界に、私は足を踏み入れたのだ。

 

 

 

 

 

大学生になり、私は愕然とした。大学近くの、Tで始まる大型有名書店にLARMEがなかったからだ。

 

そもそもLARMEは最初季刊誌で、定期で隔月になったのは003号から。私がLARMEを初めて見たのは004号だった。004号を見たのも大型書店だったが、正直私は驚いたのだ。今までこんな可愛い雑誌を見逃していたなんて、と。

 

私は実は雑誌コーナーがとにかく好きで、高校の帰りに本屋で雑誌コーナーを一周し、いろんなジャンルの雑誌を眺めるのが大好きだった。004以前の歴代のLARMEの表紙を見てもそれまでの表紙を本屋で見たことがなかったことから、おそらく004からその本屋でも置かれ始めたのではなかろうかと思う(思い違いかもしれないが)。

 

ちなみに通販というのは自分の頭の中にはなかった。雑誌、本は本屋で買うものと思っていたからだ。

 

意気消沈しながら大学生活を始めたある日、サークルの先輩から大学の最寄駅のそばのスーパーにできた本屋がそこそこ大きいと聞いた。「絵本も漫画も雑誌も充実してるんよ。探してた本置いてて嬉しかったわー!」と彼は豪快に笑っていた(大学生が絵本?と思った方に対して注釈をつけると、私も彼も教育系の世界で名が通る大学に教師を目指して通っていた)。

 

あの大型有名書店でもなかったし、ないだろうと思いつつも私は彼に案内されながらその本屋に向かった。

 

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あった。逢沢りなちゃんがいた。嘘でしょと思わず声が出た。そしてその本屋は彼のいう通りなかなか充実していた。LARMEだけじゃなくてLula(イギリス発の可愛いファッション誌)もあった。Lulaもあるとか…ここは天国か!?とびっくりした。店主のおじさんも優しそうで、品揃えも良くとにかく私にとって最高の本屋だった。

 

そして私は、奇数月の17日になればLARMEを買いにその本屋に行くようになった。

 

この本屋以外でも、私は出先で書店に立ち寄るたびにその書店にLARMEが置いていないかチェックするようになった。そして、前は置かれていなかったのに最新号のLARMEが置かれていたり、毎回置くようになった書店が少しずつ増えていった。私の地元の田舎のイオンの本屋にも置くようになった。

 

自分が好きな世界が、人に知られていくのが本当に嬉しかった。私がLARMEを毎号買うようになって一年が経っていた。

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?LARMEってこんなこと載せてたっけ」と思ったのはいつの号だったろうか。その時私は大学に向かうバスの中で買ったばかりのLARMEを読んでいた。たしか編集長が変わったとは聞いていたが、私はそのとき信じられないものを見た気がした。

 

……今、おっぱいケアという言葉がなかったか?

 

今、モテがどうとかなかったか?

 

私はLARMEは、モテとか気にせずに自分の好きな格好をする雑誌だと思っていた。おっぱいケアは、まあわかる。理想のバストの形とか触り心地とかあるのかもしれない。でも…正直LARMEは男の人受けしない女の子がいる世界だと思っていなかった。彼氏からも正直ウケが悪かったし、というかそんな男受けを気にする雑誌だと思っていなかった。……私の思い違いだったのかな…と、見ないフリをした。

 

だが、LARMEは読みながら少しずつ、服のメインページではなくケア的なページで違和感を持つようになった。

 

一番衝撃だったのは、クリスマス号のパーティー特集ページだった。総レースのランジェリーが載っていた。いや可愛いよ?綺麗だよ、綺麗だけど。女同士でもそんな派手な、いかにも勝負下着ですなやつ見せ合わないよぶっちゃけ。ていうか着ないよ…。

 

私はその時から、LARMEが自分の価値観に合わなくなってきたんだなと思うようになった。

 

LARMEの世界に出てくるような女の子になりたいと、高校三年生の私は思っていた。私がなりたかった職業は5人の枠に300人応募してくるという厳しい世界で、その資格を得るためにはしんどい日々でも可愛い女の子の服を着てれば乗り越えられるかもしれないと思っていた。

 

でも現実は違った。小学校かよ!と言われそうな月〜金まで1〜5限みっちりの大学の授業のカリキュラムをこなし、バイトも定期的にできず金欠で、服は基本しまむらで私は過ごしていた。強いて言うならメイクだけはお人形顔を目指していた。もちろん元が元なので、似ても似つかない顔だったけれど。

 

LARMEのような女の子になりたくても、田舎の大学生にはかなり限界があった。ガッツがあれば出来たかもしれないけど、私には無理だった。だって可愛い服やアクセサリーは持ってたら私を満たしてくれるけど、それを買ったら代わりに友達と遊んだり彼氏と出かけたりの交際費が賄えなくなるし、授業に必要な細々としたものが買えなくなる。そっちの方が恐ろしかった。

 

LARME一冊で、私の可愛いは満たされていた。でもだんだん、私の中の理想の"可愛い"と今の自分のニーズが合わなくなっていた。もう好きな格好だけしてればいい自分でいるには、タイムリミットが迫っていた。もっと、社会人に近づくために変わらなければいけない時期になっていた。

 

仕方ないわな、と割り切った。もっと今の私には必要なものがある。いつまでも夢を見てはいられない。LARME買うよりは、就職してからも浮かない格好を参考にできるものを見ないといけないと思っていた。

 

 

 

……いや、本音を言うとLARMEが変わったと思いたくなかった。

 

 

 

私が定期的に買わなくなり、就職してからも立ち読みだけはしていた。そして、ここ近年LARMEに付録がつくことが増えた。いや、今までも付録がついていたことはあったけど、プラスチックの付録じゃなくてモデルを載せたクリアファイルだったり、一人のモデルにスポットを当てた小冊子だった。ポーチにコスメだったりスマホリングなどの、小物ではなかった。

 

今の女性誌は豪華な付録がつくことが当たり前だが、LARMEに付録がつくようになったのは私には衝撃だった。5周年号のマイメロポーチはわかる。アニバーサリー、しかも5周年号だから。でも毎号つくようになるとは。もともとLARMEを創刊した編集長は、小悪魔agehaの編集に携わっていた。小悪魔agehaは今は季刊誌だが、かつては30〜40万部を誇った人気雑誌だった。そしてその小悪魔agehaには付録が付いていなかった時期が長かった。創刊した編集長の意向で、付録がついていなかったのだ。その編集長は、付録をつけろという圧とも戦っていたそうだ。私もわりとそうだが、付録を見て雑誌を選ぶ人は多いのではなかろうか。付録を見て、雑誌の中身を見ない(もちろんそんな人ばかりではないだろうけど)。おそらく編集長はそれを恐れたのだ。その編集長が小悪魔agehaを抜けた途端、小悪魔agehaに付録がついた。LARMEを創刊した編集長は小悪魔agehaの編集長のように付録をつけない主義だと、どこかの記事で見た。

 

その編集長がLARMEを離れて、かなりの年月が経っていた。

 

付録がつくと付録代でコストがかかる。コスト回収に雑誌の値段も上がる。LARMEも付録がつくことが増えてから、付録がついた号は値段が上がっていた。私が初めて買ったLARME008は、専属モデルの菅野結以ちゃんのフォトブックがついてない号なら607円(ついてたら1030円、なお私が買ったのは記念を含めこっちだった)。スマホリングがついた038号は794円。200円近く上がっている。

 

私は定期的にLARMEを買わなくなってから2度、LARMEを買った。一冊は白石麻衣ちゃん卒業の034号。もう一冊は、043号。Twitterでとある雑誌の付録が可愛いというのを見て驚いたのだ。この可愛いアイシャドウはなに?と。見たらLARMEの付録でまた驚いた。考えてみれば、この号も2冊とも付録がついていた号である。白石麻衣ちゃん卒業号は白石麻衣ちゃんのフォトブックがついていた。

 

久しぶりに買ったLARMEは、私が好きだった世界を残しつつ、知らない女の子がかなり増えていた。ザ・お人形といった感じの女の子が減った気もした。でも仕方ないし、私はもうLARMEの読者層ではないことはわかっていた。時代は、流行は変わっていく。生き残るために変化は必要なのだ。でも私が地味にLARMEで一番好きだった、イラストレーターのree*rosee(@reerosee)さんのCinema Fashion Roomという、映画の可愛いファッションを紹介するコラムページだけは変わっていなかった。変わらず、素敵なイラストでみっちり映画のファッションを紹介していた。私が夢中になった頃と、変わっていなくてちょっと嬉しかった。

 

私はLARMEを一読して、そして、付録のアイシャドウを開けた。そのアイシャドウはコンサートに、クリスマスデートにとかなり活躍した。なんどパッケージのSwanKissのロゴを見ただろう。可愛いと言われてとても嬉しかった。

 

久しぶりに買ったLARMEはというと、買った時に一度見て、開くことはなかった。

 

 

 

 

 

 

LARMEが休刊したと知ったのは、2020年5月。コロナで色々な楽しみが根こそぎなくなっていた春のことである。その休刊号が出てから、1ヶ月半は経っていた。衝撃と共に、まあ仕方ないか…という気持ちがあった。コロナ関係なく、ただでさえ不況なのに消費税は上がった。LARMEを作る世界は、可愛いけどお値段は非常に可愛くなかったことは知っていた。

 

せめて最後のLARMEだけは見ようかな、と仕事帰りに田舎の寂れた商店街の本屋に立ち寄った。そこに最後のLARMEは置かれていた。私がLARMEを読み始めた頃は、ここはたぶんLARMEを入荷してなかっただろうに。LARMEはシャッター商店街の本屋の片隅にも入荷されるメジャー誌になってたんだな…と謎の感動があった。休刊だけども。

 

最後のLARME、045号は付録がついていなかった。

 

『私たちに必要な、愛すべきガーリーのすべて』というタイトルを見た途端、なんだか涙が出た。私はもうガールではなく、ウーマンだった。かつてあんなに憧れたガーリーとは程遠い、とにかく着替えやすくて動きやすい、田舎道でも浮かない変な目で見られない服で通勤していた。完全に女の子ではなかった。鏡に写っていたのは、仕事で疲れた顔をしたただの女だった。

 

私の青春が終わった…と思いながら読み進めた。豪奢なベットに横たわるモデルたち。キラキラ、ふわふわのジュエリー。セピア加工された写真にフランス映画のようなドレス。あー、久しぶりにLARMEだー…下着もおっぱいケアもなーい!

 

……が、それとは別の小さな違和感があった。

 

……休刊なのに、定期購読のお知らせがある?

 

SHOWROOMオーディションで決まったLARME teensという女の子たちを、これからもよろしくねと載せるか?(いやLARME webで活躍してもらうためだろうけども)

 

なんか休刊って感じがしないな。でも随所に終わりが見える、不思議な号だな。あれかLARMEは終わるけどそれぞれのガーリーは生きていくってことか…と自己完結しながら読んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月。LARMEの復活が決まった。それも初代編集長で。初代編集長がどのような経緯でLARMEを復活させることになったのかも読んで、感動した。会社ってやっぱ恐ろしいなあ、でもあの好きなLARMEが返ってくるのか!それも来月!!よしそれまで生きる!!!と。

 

そして新しいホームページがあまりに可愛くて、思わず似たような趣味の同期に送りつけた(その子はLARMEを知らなかった)。

 

 

 

 

LARMEの表紙が出るのを楽しみにしていた。私は、LARMEのインテリアとして飾っても可愛いようにこだわった表紙が大好きだった。実際、3冊はコンビニでポスター大に印刷をして部屋に貼っていた。

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あの、LARMEが返ってくる。私はもう読者のターゲット層ではないけれど。あぁ、どんな表紙だろうと思いながら9月17日がくるのを楽しみにしていた。

 

 

 

 

本当に、楽しみにしていた。

 

 

 

 

……モデルに罪はない。いや、私がきっと変わっただけなんだ。

 

 

 

 

 

 

9月17日、0:00を回ってすぐ。あれ?そういえばLARMEの表紙出てたっけと検索をかけたら、嘆きのツイートが出てきた。そして、表紙の画像も流れてきた。

 

 

 

 

 

 

……モデルに、罪はない。時代の変化だ。私の、変化だ。ただ私がLARMEのターゲットじゃなくなっただけなんだ。そうなんだ。

 

でも、あの頃のLARMEはもう、戻ってこない。

 

 

今私は、LARMEの最終号の、専属モデル菅野結以ちゃんの連載ページ、ユイトピアを見ている。薔薇の葬列というタイトルの写真。ウェディングドレス姿の菅野結以ちゃんが、美しい花に囲まれて棺に横たわっている。そこに添えられた、RISA LEEさんの美しい文章。

 

『ほんとうはただ こんな風にこどもじみた遊びをできるだけ長く続けていたいだけ 

旅が終わらないように寄り道ばかりして 大袈裟な思春期を長引かせていたいだけ』

 

『だけど、もう気づかないふりはできないくらい季節は変わって ぼくらは変わって

目が覚めてしまったあとでは

あんな日々は遠い誰かの空想のようで』

 

『あの頃きみと見た大冒険は

誰も触れない、誰にも説明のきかない

目の眩むような、春の夢だった』

 

 

……夢は、綺麗な夢のままで閉じ込めておこう。

 

私にとってLARMEは、生涯忘れられない春の夢だった。

ハガキが掴んだチケットとDVD〜他担から見た亀梨和也ソロコン映像化備忘録〜

ここに一枚のCDがある。

 

そのCDは赤と黒で構成された背景に、憂い顔の美男のモノクロ写真が中央部に配置されている。

 

これは、KAT-TUN亀梨和也のソロデビューシングル、『Rain』だ。2019年5月15日に発売された。

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Rain | J Storm OFFICIAL SITE

 

亀梨和也二階堂ふみと共にダブル主演を務めたドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』の主題歌だ。このCDには主題歌の『Rain』と、日本テレビプロ野球中継のテーマソング『手をのばせ』、ほかカップリングが初回1.2.通常盤を合わせて4曲収録された。

 

さて、私が今回語りたいのはこのCDに関してではない。いやこの亀梨さんのCDに収録されている曲はどれも素晴らしくて大好きである。だが今回語りたいのは曲ではない。

 

曲についていた特典映像のことである。というかそれに関するハガキたちのことである。

 

私は山田涼介と目黒蓮のかけもち担であるため、亀梨担ではない。だが、それでもこの特典映像を手に入れるため、身近な亀梨担がどれほど頑張っていたか、そしてそれがどれほど参考になったか、尊敬の意を込めて今回このブログを書いている。

 

この『Rain』は、通常のジャニーズのCDに比べて、特に初回限定盤1の値段が少々張る。初回限定盤2も、1ほどではないが張る。限定盤1には表題曲『Rain』のMVとそのメイキング、限定盤2には『手をのばせ』のMVとメイキングが入っている。だが普通ならもっと安いであろう。普通ならば。

 

どこが普通ではないかというと、初回限定盤1にはKAT-TUNの充電期間中の2017年に開催されたKAT-TUN  KAZUYA KAMENASHI CONCERT TOUR 2017 The - 〜Follow Me〜』の2017年8月31日公演を全曲収録、初回限定盤2にはこのコンサートツアーのオーラスのメイキングとダイジェストが収録されているのだ。

 

言ってしまえばこの『Rain』の初回をそれぞれ買うだけで新曲4曲とソロコンサートの一公演まるまるとオーラス(ダイジェスト)がついてくるのである。

 

亀梨和也のファンは、このソロコンサートの映像化を願い、ひたすらジャニーズ事務所と版元であるジェイ・ストームに要望ハガキを送り続けていた。

 

仕事や家庭の都合上どうしても行けない。

行きたかったが、外れてしまった。

行ったけど手元に映像を残したい。

 

色々な亀梨和也のファンがそれぞれの思いを胸に、ハガキを書き続けた。その様子は、Twitterで#亀梨和也ソロコン映像化希望を検索すると山のように出てくる。2017年7月から、ソロデビューと映像化決定が発表された2019年3月24日まで、約1年半ひたすらハガキを送り続けたのだ。

 

私の身近な亀梨和也ファンもそうだった。その人はその頃足の調子が悪く、かつ、家庭の事情でこれまでコンサートに一度も行けないでいたのだ。それでもこのソロコンサートだけは行きたいと応募をしたが、外れてしまった。一般応募でかけ続けたチケットぴあが、かけすぎて「よく使う項目、勤務先」とiPhoneに間違って認識され登録されてしまうくらいには彼女はかけ続けた。外れてしまったが。

 

せめて、せめて映像に残って欲しいと彼女は思いを筆に乗せ、ハガキを送り続け、そのハガキたちをSNSに載せていた。手は仕事による腱鞘炎で痛めていたため、ワードを駆使してひたすら送り続けていた。

 

そんな彼女に、奇跡が起きる。いつものようにSNSにハガキを載せたら、あるDMが入ったのだ。

 

 

『要望ハガキ、とても感動しました。実は、亀梨くんのコンサート、同行する人が一人どうしても行けなくなってしまったんですけど……よかったら、同行してもらえませんか?』

 

 

そのありがたいDMに彼女は悩み続け、悩み続け、家族とも相談して……。彼女はとある公演に同行させてもらえることになった。

 

帰ってきた彼女は、膝から崩れ落ちて泣いていた。感動した。かっこよかった。絶対に映像化してほしい、と。そして、彼女はまた筆を取った。その頃にはもうたくさんの亀梨和也のファンがハガキをたくさんアップしていた。皆、思いは同じだった。ただ、自分の愛するアイドルの記録を残して欲しい。努力を、頑張りを、映像として残して欲しい。

 

その一心だった。

 

 

 

 

 

 

 

映像化決定の報せは、なかなか届かなかった。年が明けKAT-TUNの充電期間が終わり、亀梨和也主演ドラマ『FINAL CUT』の主題歌がKAT-TUNになり、シングルも発売、そして東京ドームでコンサートを行った。

 

 

ソロコンサート開催発表から一年経っても、映像化の知らせはなかった。KAT-TUNの全国ツアーが行われる中、彼女たちはKAT-TUNを応援しながら、ソロコンサート映像化希望のハガキを送り続けた。

 

 

それでも、報せは届かなかった。ソロコンオーラスから一年経っても、事務所からの知らせは来なかった。

 

気づけば2018年が終わろうとしていた。

 

熱心な亀梨和也ファンたちは、疲れ始めていた。DVD収録しているという情報があっただけに、望みを捨てきれなかった。

 

 

そして、報せのないまま2019年を迎えた。

 

 

 

 

ハガキを送り続けて1年5ヶ月。喜びの知らせなのだが、絶望にも似た知らせが彼女たちに届いた。

 

亀梨和也のソロコンサートよりも後に行われた、KAT-TUNのコンサートツアー『CAST』の映像化決定の知らせだった。

 

私はジャニオタでしか生きてないので他の界隈をあまり知らないが、ジャニーズのコンサートというのはデビュー組であっても全ての舞台、コンサートが映像化するわけではない。

 

今をときめくKing & Princeの冬の主演舞台、『JOHHNY'S IsLAND』もとい『JOHNNYS' WORLD』はHey! Say! JUMPが主演を務めた初演の2012年から一度も映像化されていないし、亀梨和也と同じKAT-TUNのメンバーである上田竜也のソロコンサートも二回行われているが、二回とも映像化されていない。

 

DVD収録があっても映像化されていない舞台・コンサートというのはたくさん存在する。おそらく会社の記録用として収録されるのだろう。

 

……頭では理解していても、それでも、それでも。

 

 

 

2017年当時、亀梨和也は多忙だった(今もだ)。他担の私から見ても多忙だった。充電期間の最中、主演の連続ドラマ『ボク、運命の人です。』の撮影と、山下智久と共に歌った主題歌『背中越しのチャンス』のプロモーション。

 

出演した映画『美しい星』のプロモーション。

 

24時間テレビのメインパーソナリティー。そして24時間テレビ内で放送される主演ドラマ『阿久悠物語』の撮影。

 

そしてレギュラー出演しているGoingの企画と、野球の取材。

 

その合間を縫ってのソロコンサートの準備。

 

 

 

 

芸能人にとっては当たり前のスケジュールかもしれない。何を今更、売れっ子ならそんなもんだろうと鼻で笑う人もいるだろう。でも、彼は当時『KAT-TUNを守るための充電期間中』だったのだ。必死で彼は、戦っていたのだ。KAT-TUNを守るために。

 

 

後に私は、当時ソロコンサートについていた宇宙Sixの目黒くんに沼落ちしたためそのライブレポート記事を買い漁ったが、艶やかで美しい写真の数々に目を見張った。

 

踊り、歌い、フライングをし……。

 

上記の仕事をこなしながらの準備とコンサートツアーは、さぞハードだっただろう。そのコンサートは7月から10月と、3ヶ月もの期間のコンサートだ。

 

 

ファンも、とにかく彼の戦いと努力の成果を映像に残して欲しかったのだ。自分達が見たかったから、それもあるだろう。だが、これは大きな仕事の記録なのだ。亀梨和也という、一人の男の成果なのだ。

 

『どんな形でも、受注生産でもいいから、映像として残して欲しい。』

 

身近な亀梨ファンはそう言いながら、日々ハガキを書いていた。

 

 

 

要望を送るのは、今はSNSもあるし、公式サイトにアクセスしてお問い合わせフォームに送るという手もある。

 

だが、ハガキというのは書いて、切手を貼って、郵送してもらうという手続きがある。切手代という料金も発生する。郵送してもらうのもたくさんの郵便局職員たちの手を経て、宛先の会社に届く。ハガキが届くまでにコストがかなり発生する。

 

そして、おそらくだが(特に出版社で)意見ハガキというのは会社内で有力視される傾向にある。私が好きな漫画、『月と指先の間』(作:稚野鳥子)にこんなシーンがある。少女漫画家の主人公が自分の漫画のレビューに落ち込んでいるところに、主人公の漫画が連載されている雑誌のアンケートを渡して編集長が語りかけるのだ。

 

『大人の女性の読者はほとんど感想を手紙に書いてきません』

『一通来れば後ろに百人以上は同意見の人がいると思っていいでしょう』

 

大人になればなるほど、素直な気持ちを文章に託すのはできなくなる。日常が忙しいのもあるが、子どもと違って作家に文章が変と思われないか、誤字はないかと気になるようになるからだ、と。

 

実際、件のハガキをきっかけにコンサートに同行させてもらえる奇跡を受けた彼女もよくよく文章を考えて構成して、ハガキを送っていた。文章を、相手に悪く思われないように考えて書くというのは労力がいる。頭も疲れるし手も疲れる。

 

 

そんな中、ファンたちは毎日毎日、ハガキを送り続けた。切手代が、おそらく一枚のコンサートDVDの値段になるくらいには。いや、仮に一週間に三枚送るを1年繰り返すとしても、8000円は超える。コンサート一回分の値段、あるいはそれ以上の値段を切手代、ハガキ代に費やしたファンもいるだろう。

 

 

もう、出ないのではないか……と落ち込む彼女に、「Hey! Say! JUMPは2年前のコンサートをまるまる映像特典でつけてくれたから出ると思うよ絶対」と励ましたことを昨日のように覚えている。

 

 

そして、3月24日の夕方。彼女から絶叫のようなLINEが届いた。

 

「亀梨くんソロデビュー。ソロコン、特典でまるまるつく!!!!」

 

 

 

他担だが、心の底から喜んだ知らせだった。もちろん映像化する企画は会社内で起こっていただろう。亀梨くん本人も、映像化のために動いていたのだろう。だが、ハガキが届いていたのは大きいと、私は信じている。ひたむきに彼女らは送り続けていた。毎日のようにハガキを送り続けていた。出ると信じて。発売されると信じて。一年半もの間、ただ書き続けたのだ。

 

その知らせから1ヶ月半後、めでたく2019年5月15日、『Rain』は発売された。ライブDVDではないので、セットリストから選んで映像を見るなどの、チャプター機能はついていない。だが、これをCDの特典として見ていいのかというほど素晴らしいLIVEの様子がそこに映っていた。

 

見ながら私も泣きそうになった。これは、亀梨和也さんと、ファンが勝ち取った映像なのだと。

 

テレビの中に映る亀梨さんは、とても美しかった。私はその時、亀梨さんを夢中で見ていた。

 

その一月後、後ろで踊る当時宇宙Sixにいた目黒蓮に突如沼落ちすることを知らずに亀梨和也を目で追っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、『Rain』発売から一年経ち世界は大きく変わった。コンサートや舞台が数多中止になり、発売を予定していたCDやDVD作品がいくつも無期限延期になる事態が起こっている。亀梨ファンの活動を参考にして「映像化してほしい」とハガキを送った『滝沢歌舞伎ZERO』も、発売決定後に新型コロナウイルスの影響で発売の延期が決まった。そして今もなお発売日が決まっていない。Hey! Say! JUMPは新曲の発売日が決まっているが、これも今後どうなるかわからないだろう。発売されると信じているが、毎日不安ではある。

 

コロナでいろんな界隈のファンが悲鳴をあげる知らせが毎日出る中、私の推しの目黒蓮くんは快進撃を続けている。この記事を書いている昨日も私は別の意味で悲鳴を上げることになった。彼が専属モデルを務める雑誌『FINEBOYS』の表紙を、2号連続で彼が務めることになったのだ。緊急事態宣言の影響で撮影ができず、先月の号のために撮影した写真の未公開カットで構成するという。

 

私は先月号の購入後、重版決定と表紙起用のお礼のハガキを送った。緊急事態宣言はいろんな会社の勤務形態を変えた。出版社も同様であろう。そんな中、問い合わせ対応、重版対応をしてくださった日之出出版さんにただ感謝を送りたかった。編集部ごとにハガキを振り分けるという手間を考えるとメールの方が良かったかもしれないが、ハガキで送った。私の一枚は、おそらくだが後ろに100人の意見があると信じて、ハガキを送った。

 

そして、今日もまたハガキのためにペンを取る。このコロナ禍の中、また目黒蓮くんを起用してくださったお礼のために。また今後も、載せてもらえるように。

 

ハガキで何が変わるかはわからない。でも、変わるかもしれない。それを教えてくれたのは、一年半送り続けた亀梨ファンたちだった。

 

その亀梨ファンたちもまた、コロナの影響で悲鳴を上げることになった。修二と彰から15年ということで発売されることになった亀と山Pのアルバムが発売の二週間前に延期になり、ドームコンサートは大阪、東京共に中止になった。発売も開催もコロナが落ち着かなければ、ほど遠い。

 

私の部屋には、未使用のハガキがたくさんある。コロナが落ち着いて、もしコンサートが開催されたらハガキを送るつもりだ。SnowManのデビューコンサートが開催され、亀と山Pのコンサートもまた開催が決まったらこの子たちを使うことを決めている。大きく、『映像化希望!』と書くつもりだ。ハガキの力を教えてくれた亀梨ファンのために、勝手ながらハガキという援護を送ろうと思っている。

 

そのためにも私はマスクをし、手を洗い、うがいをする。それしかできないのが歯痒いが。早く、早く元の日常が戻ってきますように。推したちが歌って踊れる日々が、戻ってきますように。

 

妄想自担エステへようこそ

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う、うちの自担肌キレイィィィィ……!!

 

自担・山田涼介を雑誌で見たとき、テレビで見たときに思うことの一つです。顔がいい!!!と叫ぶ時も多いのですが肌キレイ!と思っちゃうこともほんと多いです。

 

昔からどの先輩にも「色白いねぇー!」とか言われてきた自担。金田一少年の事件簿の時のおしゃれイズムでは、出演者にほっぺプニプニされてました。

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可愛い!!ぷにぷにされてる自担カ可愛い!!!ちょっと照れくさそうな山田くんカワイイよ!!!!とリアルタイムで叫んだけど今見てもほんとカワイイです。……あんまり肌変わらないなホント。いや本人から見たら変わってるかもしれないけど、ホント美しい。

 

そんな自担、肌綺麗すぎてジャニオタにも憧れられるのか、「山田涼介の肌になれる」と言われる化粧品がジャニオタ界隈で話題になりました(ご存知の方も多いと思いますが……)。

それがエレガンスのラ プードル。

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ラ プードル オートニュアンス|フェイスパウダー|商品情報|Elégance - エレガンス

 

 しょっ中この名前を見ました。人によっては「伊野尾慧の肌にもなれる」と呟いてる人も。

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伊野尾ちゃんもほんと肌白くてもちもちしてそうで、触ったら気持ち良さそうだなと思います。

 

いやー、なりたいわぁ、ほんとなりたいわぁ……なんて思いつつとりあえず洗顔してとりあえず化粧水つけて乳液つけて化粧して……ってしていました。ラ プードル、つけてみたいけどその10000円あったらたぶん私ドル誌買うな……だから女子力低いんだなとか思ってました……。

 

 

そんなある日、たまたま試し読みした漫画の中でこんな一文が。

 

「ダメ!化粧水ははたいたら。たたくんじゃなくて押さえ込まないとシワになるよ。最後は両手で包んでしっかり浸透させて」

「ファンデも同じ。手のひらで必ず温めてから塗って」

 

(バラ色の聖戦  第3巻 10ページより)

 

 

こやまゆかりさんの「バラ色の聖戦」です。30代二児の母である主人公が、夫に浮気されたことがきっかけでモデルを目指すという漫画なのですが、そのモデル仲間のセリフです。漫画広告が気になって、出版元の講談社の試し読みサイトでちょこっとだけ読んだのですが、結構な衝撃でした。

 

化粧水って、はたいたらだめなの?といいうか、あっためるの??

 

……11月中旬、冬がそろそろ始まるくらいかなあという時でした。化粧水冷たいなーとか思っていた頃だったので、あっためる方がいいならこれ幸いと始めてみました。実際に一度やってみたら、次の日の肌の調子がめっちゃよかったので続けてみることにしました。

 

しかし、手足の先が「雪女」とか「死体」とか言われるくらい冬は冷える私。それに伴い手のひらも少し温度が低め。

 

あったまらない……いやあったまるけど時間がかかる……

 

ならあっためてるときに楽しい妄想をしよう

 

 

 

 

 

 

そういうわけで私は、仕事から帰ってからのクレンジング、並びにお風呂後のスキンケアをする際、頭の中で自担エステを開くことにしました。

 

 

 

しかし山田涼介だけが店員だととんでもなく大変なので、Hey! Say! JUMPメンバー全員がそれぞれの得意分野に特化した総合エステサロンということにしてます。

 

オーナー:薮宏太

→その気になったらなんでもできるため店長に。個性と顔の強い店員のまとめ役。主に店の売り上げやDM、予約、受付もしてる。たまに欠員補充。(受けれたらラッキー)オーナーの顔が良すぎて電話予約してから初めて店に来た人はビビる。めっちゃビビる。(それを楽しんでる)欠員補充で施術をする際、技が素晴らしすぎてファンになる人続出。が、よっぽどのことがない限り欠員補充として行かないため幻の施術師とも言われる。オーナーだよ!!!(オーナースペシャルの部門作ろうかと言われてるけど拒否してる。理由は「リピーター数えげつなくて死ぬ」から)

 

 

ヘッド部門:高木雄也八乙女光

→ヘアトリートメントやヘッドマッサージなど主にお客様を頭から癒す。大きな手でしっかりしてくれる為めちゃくちゃ気持ちいい。そして施術後の髪のツヤハンパない。何よりエステティシャンの顔がいい。二人とも施術中に愚痴とか悩みとかいろいろ聞いてくれる。それもまた癒し。たまに高木さんはリアクションがオネエ。仕事の愚痴に対して「やーだーもうー!俺そんなのあったら耐えられないー!」とか。でもそこがいい。八乙女さんも優しく話し聞いてくれるしビシッと厳しいことも言ってくれる。「そこで止まってたって何も変わんないでしょ」

お兄さんなヘア部門。

 

 

フェイシャル部門:山田涼介・伊野尾慧

→小顔マッサージや美白ケア、美肌になれる施術など、お客様の悩みとその肌の状態に合わせて施術をしてくれる。……が、エステティシャンの肌と顔が美しすぎて、お客側の女性ホルモン活性化されすぎて効果もえげつない。常連になると施術開始時に「……ちょっと前より丸くなってるけどどういうこと?」と山田さんは言ってくる。伊野尾さんもたまに言うけど山田さんほど厳しくない。でも施術中に「なんか前とちょっと違うかも??」とテキトーなふりして言ってくるため油断ならない。

 

 

ボディ部門:中島裕翔・知念侑李・岡本圭人

→痩身エステや美容矯正など、首より下の部位のエステ。よりバランスのよい身体になれるようにマッサージや相談も乗ってくれる。安いコースは足つぼからなのでここが入り口になる人も。そしてこの部門もエステティシャンの顔がいい。

知念さんは「肩凝ってるけどなんか仕事忙しい?」と優しく聞いてくる。中島さんは「なんか前より太ってない?」とマジレスかましてくる。岡本さんも優しく施術してくれて、「疲れると辛いよね。癒されていってね」とまったり施術してくれてたのに、留学中のため最近会えない。彼の優しい話と施術がファンだったリピーターは辛い。

 

 

 

 

行きてえなこのエステ。というか美に対して説得力ありすぎるエステだ。

 

いや自分の妄想だから都合の良いように作ってるから余計だけども。

 

で、先述している化粧水と乳液をあっためる時にこんな感じの妄想エステを開いてます。もちろん化粧水と乳液をつけるときなので、妄想の中で施術してくれるのはフェイシャル部門の山田涼介さんです。もっちり白い手で優しく施術してくださいます。(妄想)

 

さて、ここからはよく私がやってる妄想エステを書いていきます。地雷な方はここから下は読まないでください。ちなみにラブな流れにはならないです。あくまでお客とエステティシャンです。というかあの顔と恋愛とかまず無理。エマワトソンか長澤まさみにならないと無理。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予約通りの時間に店の扉を開けると、オーナーが「いらっしゃいませ。フェイシャル部門で担当は山田でしたよね。こちらにどうぞ」と言われたと思ったら。

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山田さんは仕事人的な笑顔で「お待ちしてました、ではこちらに」と案内してくれる。エステルームの施術用のイスに座る。顔にするのでもちろん化粧は落とした状態で(ツライ)。

 

「なんか表情死んでません?仕事忙しいですか?」

 

とまず私の顔の状態を明るいところでチェック。そして施術開始。まずは蒸しタオルで私の顔を包んでまずあっためてくれます。顔の除菌と毛穴を開いて、化粧水や乳液を浸透させるためですね。あー、あったけえー安らぐーとか思ってたら

 

「顔が凝ってますね。今日はちょっと顔のコリ取りつつ施術しましょうか」

 

と低めの声で言われてしまってヤッベェ顔の疲れ取りマッサージサボってたのバレたとか思うわけですよ……。

そしてあっためられた化粧水で濡れた手が私の顔を優しく包む(実際は自分の手で当ててる)。そして始まるコリ取りマッサージ。(実際は自分でやってる)

 

「仕事忙しいと表情死にますよね、仕方ないですけどね」

「だからここでしっかり癒されてって下さいね」

 

と優しくマッサージされるのですよ。ゴリゴリとコリが取られてくのですよ。マッサージ気持ちよすぎて極楽……となります。ちなみにこの時私は目をつむってるので山田さんの顔は見えません。きっと真剣な眼差しでやってくれてるんだろうな……と思いながら妄想の私は受けてます。

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実際は美麗な顔がものすごくキリッとした状態でマッサージしてるのが脳内で映像になってます。(これはいつのduetだろ、歯医者さんコス。duetのyamadasっていう山田さんのコスプレ企画コラムすごい好きだったんですよね。)

 

真剣な眼差し大好物なのでたぶん私この時は女性ホルモンガバガバにでてると思います。←

コリを取りつつ優しく化粧水を浸透させていき、いい感じに肌が吸い付いてきますと、「モチモチになってきたから乳液つけますね」と声が。これまたあったかくなった乳液で顔が包まれます。

 

「疲れが取れたのか、柔らかな肌になってきましたね。すごく触り心地がいいですよ今」

「この後予定は……?ないのですか、残念。きっと化粧ノリ最高だと思いますよ。」

「大事なデート前とかにここのエステ受けていく人多いんですよ。化粧ノリも肌もとにかく最高潮になるからって。」

 

優しい声にうっとりしながら話をしつつ、ひたすら優しく肌が手に吸い付くくらいまで塗っていきます。この時の山田さんも真剣モードです。あー気持ちいい……癒される……なんて思ってたら

 

「はい、終了です。お疲れ様でした。」

 

と、あっという間に施術終了。化粧水と乳液入れたてのモッチモチの素肌にやったーと自分で驚き、

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「またのお越しをお待ちしております」と眩しい山田さんの笑顔にまた癒されつつ退店……(季節ハズレのサンタでごめんな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という妄想をここ二ヶ月繰り返しております。太字部分のセリフは日替わりで、「今日ちょっといつもより乾燥が激しいですね全体的に。リップケアも一応しておきましょうか」(実際にリップクリーム塗る)とか「小鼻の角質目立ちますね、スクラブケアしておきます?」(実際にスクラブ洗顔する)とか脳内エステティシャン山田さんに言われます。実際はこれサービス料追加で発生してるはず。現実のエステサロンなら「よっ、商売上手!」なんて思いながら会計してると思います。よかった山田さんがエステティシャンじゃなくて。←

 

そんなこんなで妄想エステ生活続けて早二ヶ月ですが、実際肌が変わってきました。

まず、肌が例年の冬より柔らかい。

ハタチの誕生日以降、もちもちとかおまんじゅうとか言われてた肌はだんだん固くなり、冬は乾燥も相まってなかなかひどいことになってましたが、今年の冬は柔らかい!もちもち!!

 

 

あと、ニキビができにくくなる。

生理周期とかの関係でニキビができやすくなる時が月に一回はあるのですが、ニキビができにくくなりました。ニキビがない分、化粧で隠さないといけないところが減りました。仮にできても小さいものかつすぐ治る。すごい。

 

 

そして化粧ノリがいい。

これとっても大きいです。化粧で念入りに隠さないといけないところが減ったのもあれば化粧ノリが抜群にいい。なんだったんだ今までの化粧ノリの悪さは!夜更かししたらてきめんだったのに!!夜更かしした次の日でもめっちゃいい!(寝ろ)

 

あっため化粧水と乳液を最高だな!?というか妄想自担エステ最高だな!!?

 

ちなみに使ってるのは菊正宗日本酒の化粧水日本酒の乳液です。

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化粧品「日本酒シリーズ」 |≪公式≫ 菊正宗 ネットショップ

 

どっちも大容量のプチプラです。コ○カラフ○インとかで700円とか800円とかで買えます。安い化粧水でも使い方変えるだけでこうも違うのかと衝撃でした。

 

 

ラ プードルもいつか買おうとは思ってますが、最近「ケア次第では山田涼介の肌とは遠くてもまあまあ美肌になれるのでは……」と思い出した自分がいます。

 

 

仕事の部署替えとかで一気に生活バランス変わったらまた肌がガタッと影響はあるかもしれませんが、しばらくこれ続けて行こうと思います。始めるのがもっと早かったらこないだの京セラドームツアー、美肌で行けたのかしら……。

 

要は「あっためた化粧水と乳液を優しく押し込むと美肌になれるぞ」と「妄想自担エステ最高だぞ」ってことを言いたかったのですがエステティシャン山田さん素敵という思いからダラダラとつい書いてしまいました。でも本当驚いたんですよ、化粧水って使い方変わるとこんなに効果違うんだと……。

 

 

 

めざせプチプラで山田涼介肌!!

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次の現場にはこれ以上ない最高の美肌で行ってやるぞ!!!

面倒臭がりのオタがマジョマジョのフィクサーに救われてる話

11月の末、気になってはいたものの、なかなか手を出せずにいたものを、私は手に入れた。

 

それがこれだ。

f:id:strawberrytart0509:20181224183940j:imageモイストカクテルフィクサー|Other(その他)|MAJOLICA MAJORCA|資生堂

 

マジョリカマジョルカ

モイストカクテルフィクサー

化粧をした後に顔に吹きかけて化粧崩れを防いでくれる魔法のようなミストだ。発売から一ヶ月以上経ってて散々レビューされてるだろうけど語らせてください。本当にすごい。めっちゃ毎日助かってる。

 

というか、化粧の概念覆された。

 

実は、私はフィクサーなるミストにここ最近まではっきり言って興味はなかった。化粧なんて落ちるものだし、いざとなったら直しゃいいじゃないか、なんて思っていた。実際崩れたらトイレ行くたびにちょっと直す程度で済んでた。

 

それじゃ済まなくなったのは社会人になってからだ。そもそも直す暇がなくなった。

 

私の職場は、昼食が14時、15時になるのが普通なくらい忙しい。ちなみにこれは先輩方もみな共通である。

トイレに行く暇さえなかなかない。ちなみにひどい時だと電話も取れない

「七竃のところ電話かけても誰も出ないんやけどwww」と同期に言われるくらいにはみんな出れない。私も出たいが出れないことが多い。いやまじで。

 

それくらい毎日が戦場である。

 

電話にも出れなければトイレにも行けない職場なのだから、化粧を直してるひまなんてあるわけがない。入社したての時には一応マナーとして化粧直し用の化粧ポーチも持って来ていたが、今はもう持ってこなくなった。カバンはできるだけ軽くしたい。

 

加えて、職業柄毎日マスクをしている。先輩方も来たらすぐにマスクをしているし、手の届くところにマスクがある。なくなりそうならすぐに補充する。一週間に一個は補充する。

 

忙しい上にマスクを顔にかぶせるため、化粧は顔から下がとにかく取れやすくなった。仕事終わりにマスクを取ったら化粧が禿げまくった顔が出てくるのが日常になった。アイメイクはなかなか落ちないのか、アイメイクだけは綺麗に残っている。(夏は眉毛が消えることも多かったがそれに気づくのは終業後)

 

「いっそのことマスクより上だけ化粧すればいいじゃん」と思ったことがあったが、マスクを外した状態で(たとえば休憩中)不意に呼ばれた時には顔の下半分化粧してない顔で対応しないといけないのかと思うと、ちょっとそれは気が引けた。

 

そんなわけで化粧は崩れてなんぼだし!と思っていたのだが、ある日の終業後、マスクを外した私はがくぜんとした。なんだか5歳くらい老けて見えたのだというかなんだこのほうれい線!!!

……あまりにも化粧崩れがひどくかつ疲れ切っていて、誰だコレ状態だった。

 

「お疲れー…」と、ちょうどその時疲れ切った同期の声が聞こえ振り返った。疲れ切ってるはずの彼女にはほうれい線がなかった表情はめっちゃ疲れてたが。

 

彼女は私より二つ年下である。そして彼女の職場もまた、電話をかけてもなかなか繋がらないほど忙しい。残業率も同期の中でトップではないかと思う(残業したくなくてもせざるを得ない職場なのです…)。2歳の差がここまで出るのかと驚愕した。

 

その日の私は仕事後にどうしても行きたかったイベントがあった。服もいつもの出勤着よりはよそ行きで、かついつもは持ってこない化粧ポーチも持って来ていた。

 

しかし、崩れた化粧で出来たほうれい線はなかなか消えなかった。ベタベタして、そこだけ変な後になっておかしいのだ。結局私は、中途半端に薄くなったほうれい線でキラキラ輝く夜の梅田に出向くことになった。

 

イベントは楽しめたし浪費もしたが、可愛いグッズに対し、私自身がとても中途半端に思えた。 

 

もっと可愛い自分でイベントを楽しみたかった

 

それなら休日に行けばよかったじゃないか、いやでも行く予定だった日が台風でがっつり動けなかったから……とかグルグル考えたが……

 

このままじゃいかん!化粧崩れでできるほうれい線をできるだけ無くしたい!!

との結論に至った。

 

その時の私は大きなイベントを2つほど控えていた。

 

一つは初めてのHey!Say!JUMPのコンサート。念願だった初参戦。会場の京セラドーム近くのイオンのトイレは、グッズ参戦した去年、恐ろしく混んでた長蛇の列だった。コミケの最大手サークルはトイレ」という言葉を思い出すくらいの列だった。

 

そんだけ混んでたら化粧を直すためだけにトイレに入るのも気がひけるし、そもそもバッチリ完璧に美人で参戦したかった。そこらへんで座って化粧直せばいいじゃんみんなやってるしとか言われそうな気もするけど、私はできればトイレ以外の場所で化粧はしたくない人なのだ……。

 

もう一つはクリスマスデートinユニバありがたいことに、私にはいろんな意味で理解がある彼氏がいる。その彼氏と今年のクリスマスにユニバに行くことが決まっていた。ユニバも絶対に化粧が崩れる。

 

そしてクリスマスのユニバなんて絶対混んでいる。子連れの家族も多いだろうし、できるだけさっさと済ませて他の人に譲ってあげたい。

 

化粧なんて直せばすぐ直るなんていうのは大きな間違いだった。疲れ切った後の肌はなかなか直らない。というか直すのもめんどくさい

 

もともと面倒くさがりだし、今までは化粧崩れなるものをあまり経験したことがなかったため、そもそも直すのも食事後に落ちたリップを塗り直す程度だったのだ。それプラス、化粧を直さないことに慣れきってしまい、化粧直しは必要だけど面倒という境地になってしまった。

 

直すのが面倒くさいなら、最初から崩れなければいいじゃないの。

 

そういうわけで私はフィクサーに手を出すことにした。

 

フィクサー自体は有名なものは多い。一番私がよくツイッターとかで見るのはクラランスのフィックスメイクアップだ。

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フィックス メイクアップ - クラランス - Clarins

 

というか私が知ってるフィクサーはそれしかないに近かった。よくツイッターで見る #ジャニオタとコスメ とか #今年買ってよかったもの とかで見るのがこれだったからだ。

 

…公式サイトで値段を見たが、ブラウザをそっ閉じしてしまった。

 

いいものなのは分かっている。でも、顔にかけるもの、かつ今まで使ったことないメーカーに4000円超えは私には厳しかった。

 

なにより、オタ的によくある「○○円あったら○○が買える」が発動してしまった。ちなみに私の中で4000円あったらアイドル誌が4冊買える今のアイドル誌は紙質やら消費税やらで一冊が昔より高い。

 

これ一個と雑誌4冊ならつい雑誌を取ってしまった。「こんなんだから化粧崩れても直すのがめんどくさいだな〜…」と思ったけど、ついオタクとしての自分が社会的女の自分より勝ってしまった。

 

そんなわけで私は、もうちょっと安価なものを探すことにした。

 

そういやマジョリカマジョルカフィクサーがいいってNA○ERまとめにあったなーと思ってぐぐった。

 

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ワンダーフィクサー|Other(その他)|MAJOLICA MAJORCA|資生堂

 

ドンキ限定やん。

 

ちなみに地元にもドンキはあるが車で30分(私はペーパードライバー)買いに行くのに一番手っ取り早いのは、電車で都会に出ることだった。

 

よし仕方ない、もともと一番くじ巡りと本屋巡りする予定だったしドンキも追加して週末に繰り出すか、と私は決めた。

 

そしてドンキに繰り出した結果お迎えしたのは、上にあげたモイストカクテルフィクサーだった。お目当てはワンダーフィクサーじゃなかったのかよ!と突っ込まれそうだが、見た目がどストライクだったのと香りがめっちゃよかった

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この水色、そしてと三層に分かれてる感じがめっちゃツボだった。

近くで見ると本当に綺麗なんですよ!!!そして下の白はキラキラのラメがめっちゃ詰まってるんです!!そしてこれを使うときはシャカシャカと名前の通りカクテルのように振る。そしたらめっちゃ綺麗な、ラメの混じった青色になるんですよ。

 

いや青というよりは……勿忘草色?

勿忘草(わすれなぐさ)とは?:伝統色のいろは

この色に細かなラメが混じってる感じです!めっちゃ綺麗なんですよ!!

 

ワンダーフィクサーもモイストカクテルフィクサーもテスターを試してみたが、香りが圧倒的にモイスト〜の方が良かった。

 

何よりドンキ限定じゃないのがよかった。いやドンキは好きです、好きですよ。好きなんだけど、行く頻度が低い。

 

モイストカクテルフィクサーはマジョマジョの冬の新作だけど、限定の文字はなかった。なら、今品薄でも通年でどこでも買える可能性は高いというのが大きかった。今後使い続けると決めた時どこでも売ってる方がありがたい。

 

そんなこんなで私は、次の朝からモイストカクテルフィクサーを化粧の後に振りかけることにした。その日はめっちゃ忙しいことが確定している月曜日だった。私の職場は月・火・木が本当にえげつないのだ。

 

結果。

 

ほうれい線どこ行ったん。 

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いやほんとこんな顔してたと思う。驚愕してまじまじと鏡を見つめてた。マスクを外してびっくりした。いつもはお昼休憩の時にはできている化粧崩れのほうれい線がない。

 

ちなみにその日のお昼は14:00前。私が化粧をするのは6:30頃。実に7時間半が経っているのに目立った化粧崩れがない。

マスクに付着しているファンデも、いつもより少なかった。

 

終業後にはさすがにちょっとできてたけどいつもよりもTHE☆ほうれい線ではなかった。

例えていうならマッキーで引いた線が、シャーペンで薄く引いた線になったというか。これならちょっとファンデとか粉はたいたら直るな、って感じだった。

 

 

次の日。火曜日。私の中で一番忙しいし精神的にやられる曜日だ。

終業後にはがっつりほうれい線ができていた。

昼間はほうれい線ができてるか確認してる暇もなかった。シャーペンで描いた線ではなく確実にマッキーで引いた線だった。

 

……一週間試して、私は悟った。

やはりどれだけ動くかで化粧崩れは変わる。(当たり前)

でも確実に火曜日以外は、ほうれい線がマッキーではなくなった。

 

これは使える。よし本当に大事な日にはガンガン振ろうと決めた。

 

 

 

そして私の今年の下半期に控えていた2つのビッグイベント。

 

JUMPのドームコンサート

 

クリスマスデートinユニバ

 

 

 

全然化粧くずれなかった!!!!!

シャーペンの線もできなかった!!

 

 

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JUMPのコンサートは1日目にグッズ参戦、2日目に公演参戦だったのですが、どちらの日程も会場近くのイオンのトイレはえげつないほど混んでた

 

というかトイレのために列が形成されていた。ここからは通路、ここから列みたいな(それがイベントの時は普通かもだけど)。

 

車椅子用トイレも簡単に使えないよう封鎖されてるほど、とにかくいろんな人で混雑していた(車椅子のふつうのお客さんにめっちゃ申し訳なかった)。

 

そのため、列に並びながら化粧直ししている人も多かった。ぶっちゃけ立ったまんまあんな綺麗にアイライン引けるのすごいよみんな……。

 

さてトイレ終わって手を洗うとき鏡を見たら。

 

ほうれい線全然なし。ヨレもなし。落ちてるのはリップのみ(食後だった)。

リップも落ちにくいものを選んでいたため、色は結構残っていたし塗り直しいるかなー?って感じだったのもまた大きかった。

 

参戦した二日間ともこんな感じだった。

すげえよフィクサー……!!

 

さすがにライブ参戦した2日目の参戦直後はちょっとくずれてはいたけど、それでもほうれい線はできていなかった。

 

10年応援しているHey!Say!JUMPの初参戦コンサートは、今までで一番美人な私でいたかったためとにかく気合を入れていた。そのために普段は買わないような店舗でワンピースを買い、も買い、アクセサリーも新調したのだ。

 

結果的に美人度100%(当社比)で始まり95%(当社比)で終わることができたのは最高だった。

 

 

 

そしてもう一つのイベント、クリスマスデートinユニバf:id:strawberrytart0509:20181225004104j:image

 

このデートは、自分の中で美人度100%で行くことを決めていた。

 

……フィクサーの話から脱線しますが、ちょっと語らせてください。

 

実は私、コンサートに参戦するワンピースとアクセサリーと靴を彼氏に選んでもらったのです。言ってしまえば他の男に会いに行く勝負服セットを彼氏に選んでもらったという状態。……字面にしてみたらめっちゃ酷い(実際罪悪感すごかった)。

 

ことの経緯は私がもともと参戦用のワンピースを買いに行くと決めていた日の前日、彼氏が「買い物するなら俺も一緒に行きたい」と言い出し、そのまま流れでデートになったのだ。

 

が、お目当てのブランドのワンピースの赤色が売り切れだったのだ……!ピンクしかない!よりによってだけがない!!

 

そのまま私は、気にいる赤色のワンピースを探し続けた。が、そもそも普段身につけないをなぜそんなに、しかもワンピースを探すのかを聞かれてしまい……引かれるだろなと思いつつ、バカ正直に話してしまった。

 

「普段身につけない色よりは普段身につける色で、差し色に入れたらいいでしょ」とごもっともなことを言われた。ほんとその通りである。

 

そしてそのまま最初の店に戻り一番気に入ってた型で、彼氏曰く「一番可愛いし綺麗に見える」からと白色選んでもらい、そのまま別店舗でアクセ赤色の可愛いものを選んでいただいたのだった。それはもうめっちゃ真剣に……。

 

「こんだけ可愛かったらファンサももらえるだろし初参戦がっつり楽しんできて下さい」

 

「めっちゃ近いとな!まつげの先まで見えるから下手なカッコで行くとめっちゃ申し訳なるから気合入れて行きや!!」と力説された。

 

……実は私の彼氏、2年前にはまった推しが今年の3月に卒業したためなりを潜めていたが、アイドルオタだ。現場にもめっちゃ行くし、推し語りながら号泣するし、DVDとCDは全種類買いが当たり前。昨年デートに行ける日とアイドルイベが重なりすぎて大変だった。

 

東京のアイドルイベに行きすぎて「彼女よりアイドルに会ってる男」と友達に言われてたほどだった。(私は別によかったのだけど…)

 

アイドルオタの彼氏、理解力ありすぎる。めっちゃありがたかったし、その分めっちゃ申し訳なかった。

 

ちなみに当のJUMPコンは銀テがギリギリ飛んでこない席だった。ファンサどころか絶対うちわ見えない野鳥の会席だったけど、会う予定だった方からの反応はめっちゃよかったよ……。

 

そして私は「そのカッコでクリスマスデートで会えたら最高」と言われていたため、リクエスト通り、クリスマスにそのカッコをしていた。カッコは丸々彼氏の好み。ならばあとはヘアメイクをしっかりするのみであった。

 

結果的に一日中美人度95〜100%を維持できた!!!

 

めっちゃ歩き回って、ハリポタエリアで並んでる途中に、屋根のない場所で小雨に降られたにもかかわらず、ほうれい線もヨレもなかった。

 

帰り、ぎゅうぎゅうの満員電車で窓に映る自分を見てびっくりした。化粧、崩れてない……!

 

ていうかあれ……こないだのMステSPで自担の山田涼介、こんな肌してなかったっけ……?

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疲れてて目がおかしかったのかもしれないけど、それくらい美肌が保ててた。びっくりした。

 

 

いやーもう…モイストカクテルフィクサーさま、ありがとうございます。

 

資生堂さま、ありがとうございます。 これからも出勤、イベントのたびにガンガン使わせていただきます……。

 

 

1200円で化粧崩れが防止できる世の中、すごすぎる。ありがたすぎる。何より化粧直しをしなくていいのがズボラなオタにはちょうどいい……!!というかフィクサー最高!!

 

そんなわけで私はいまこのモイストカクテルフィクサーに大変助けられている。問題は、化粧直しをしなさすぎて化粧を直す技術が身につかないということだろうか。

 

今はそのことに蓋をして、とりあえずしばらくはこのフィクサーに助けていただくことにする。

 

 

 

 

10年以上探していた児童書を手に入れた

2018年。社会人になり、定期的に収入を得ることができてこれまで以上に充実した1年を送ることができました。


念願だったHey! Say! JUMPのFC入会を果たしコンサートに初参戦

憧れていたブランドのワンピースを購入

よくしてくださってる職場の先輩たちとお洒落なお店で女子会……。


低収入ではあるのですが、それなりに自分の趣味にお金を使うことがかなり可能になりました。

 


さてそんな私ですがつい先日、意を決してあるものを購入しました。それが、こちら。f:id:strawberrytart0509:20181222191149j:imagef:id:strawberrytart0509:20181222191156j:imagef:id:strawberrytart0509:20181222191202j:image

 

著:名木田 恵子さん

イラスト:かやま ゆみさんの児童書

「ヴァンパイア・ラブストーリー」シリーズの1〜3です!!!!10年以上探していたものを、やっと手に入れることができました!!!

このブログを読んでくださったことがある方には、「あれなんか見たことあるなこのイラスト」ってなる人もいるのではないでしょうか。そうです、私が一年ほど前に書いたブログ記事にこの本のことを書いてるんです!!!突然だが「ヴァンパイア・ラブストーリー」シリーズについて語らせてくれ。 - 七竈の食器棚

この記事、実は地味に私のブログの記事の中で一位なんですよね。

私と同じようにヴァンパイア・ラブストーリーを探していた方がたどり着いたのか、はたまた他の理由か……。

ともあれこの記事を通して、ヴァンパイア・ラブストーリーを愛してる方、もしくは知った方がいるのかと思うと感無量であったりします。

 

ヴァンパイア・ラブストーリーとは、2003年2月初版のポプラ社から出版された児童書で、かつて社会現象を巻き起こした少女漫画キャンディ・キャンディのストーリー製作者である名木田 恵子先生(キャンディ・キャンディ時は水木 杏子名義)と、 少女漫画家であったかやま ゆみ先生がタッグを組んだものです。ちなみにこのお二方は「ふーことユーレイ」シリーズという長編作品の児童書でもタッグを組んでおられます。

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ふーことユーレイシリーズ(全14巻)|本を探す|ポプラ社

このシリーズ、本当児童書なのにめちゃくちゃ切ないんですよ……。 

 

さてヴァンパイア・ラブストーリーもこれ本当に児童書か?というくらい切なくてめっちゃ濃いお話です。

 

舞台は小国・ディアドラ。呪術師のメリッラの孫娘であるジュネと、王子ジルベールが恋に落ちるものの、ジルベールの兄・リンド公が起こしたクーデターにでジュネは命を落としジルベールはヴァンパイアにされます。そんな二人は"ディアドラのバラ"という魔法のバラの力で、ジュネは転生を繰り返すことで、ジルベールはジュネを追うことで永遠に恋を続けることができるようになり、時空の旅を続けていく……。

 

前の記事でも書いたけどほんと濃いなあ……。今でも誰に説明しても「待ってマジで児童書なのかそれ」と言われます。マジで児童書なんだよ、やっぱり今も信じられないけど。でも児童書だよ。

 

ページに対してめっちゃ字が大きいもの。←

 

1巻は転生先の日本での話、2巻はなぜ二人がこうなったか、3巻は古代ギリシャ時代の国・エレミアでの話。最終巻の4巻は革命時のフランスでの話。壮大なストーリーの割に短いな?という方がいると思います。……イラストのかやま先生が病気で急死なさいまして、作者の名木田先生が「かやま先生のイラストなしでこの話は続けられない」とこのシリーズを終えられたのでした。かやま先生のブログが今でも残ってるのですが、本当に急に病気が悪化していったのだなと、いくつもの記事に検査や入院の日々が綴られています。

 

そんな経緯で断章したこの本。絶版になりまして新品で手に入れるのはもう不可能。

 

……というわけでこの本は中古で買いました。ごめんなさい、ほんとは新品で手に入れたかったし復刊まで待ちたかったけど無理でした……すみません名木田先生……。

 

この本が3冊セットで売られているのを見つけたのは、ある夏の日。某ネットオークションで売られていました。「ふおおおお結構な美品!!帯付き!!!カバー付きだとおおおおおお!!!!?」と大興奮したのですが。

 

私、その時夏のボーナスの中からワンピース買ったばかりでした。30000円でお釣りが来るワンピース。

買ったこと後悔しないし、とてもお気に入りだし着るたびに背筋が伸びる、可愛くて綺麗なワンピース。しかし社会人になりたての私にはとても大きな買い物でした。実際同期にも「どんな高いもの買ってんの!!?」って言われました。

分かるよ、分かるけど。でも大学生の時からほんと欲しかったの、何よりこのワンピ廃盤になりやすいのよもう後悔したくないの私。

 

……その時、この本たちの値段はそのワンピースプラスマイナス1樋口と1野口でした。出せるけど、何かあった時に無い袖がふれなくなる……。

 

泣く泣く諦めた私。もっと稼いでからあの本たちを買うねん……とワンピースに袖を通しながら古本屋巡りを再開。……やはり、ヴァンパイア・ラブストーリーには出会えませんでした。

 

……そんな日々を過ごしていた年の瀬が近づいたある日。私は某カリで、好きな少女漫画に出てきたクロエのネックレスを眺めていました。「あー可愛いなー、でも錆び付いてるなー、そんでもって合う服がないなー」なんて思いながらふと「……出てないかなヴァンパイア・ラブストーリー」と、検索をかけて見ました。

 

……あるではありませんか、あの夏の日に見た写真そのまんま!!しかも値段ちょっとだけ下がってる!!!定価の7倍5倍に下がってる!!!!(話が生々しい)

 

が、そのちょっと前にコンサートに参戦して結構浪費してしまった私。他のファンからしたら微々たる額でしょうが結構な額をグッズ代に費やしてました。「あーしまった……!!またもか!!!」と思いました……。が、カレンダーを見ると。あと数日でボーナス支給日。しかも夏よりもボーナス額が多い。

 

……ポチるか。

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某と木の詩の主人公もこう言ってますしね。……そういやこの子もジルベールだなぁ。やっぱりジルベールはイケメンなんだなあ。

 

そんなことを思いながら私は某カリでこちらを購入。初某カリでした。そもそもネットで物を購入することがあまりないのでこれで合ってるの?大丈夫なのか??と不安になりつつ操作を終え……翌日コンビニで手続きをしました。

 

発送されたという通知を見て、追跡番号で今どこにあるか確認し、ポチってから四日後、残業で遅くなった金曜の夜……。我が家に、念願の「ヴァンパイア・ラブストーリー」は届きました。どうやら他の郵便物と一緒にポストに無理くり入れられたせいか、蓋開けた瞬間たくさんの封筒と包みが決壊したダムの如く出てきました。その日はよりによって雨。

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こんな顔してたと思います、たぶん。必死で傘放り投げて封筒やらなにやらを拾い集め玄関へ。

誰宛の郵便物かを振り分け、そのままマイルームへin。

 

幸い、私宛のその本らしき小包はあまり濡れてませんでした。ドキドキしながら開封……。

 

「やっと会えたねええええ……」

 

思わず出てたのがこの言葉でした。それと同時に涙腺決壊。

 

とっちらかった部屋で児童書抱きしめながら泣く女。

 

はたから見たらなかなかホラーだったと思います。でも本当に嬉しかった。

写真でも分かってはいましたが、この上ない美品でした。カバーも帯も折り目なし、色褪せなし。出版社宛のハガキも入ったまんま。当時の本屋からタイムスリップして届いたような美麗さでした。

 

あぁ送り主になんてお礼をしたらいいか……とパッションのまま届きましたメッセージを送ったところ。

 

140字のメッセージのところ400字以上オーバー。おいツイッターと一緒の文字数かよ書いといてくれよ某カリさん……。必死で削ってギリ140字で送ることができました。 

みなさんこの文字数でどうやって届いた喜び綴ってるの?その文章力ください私に。

 

……そんなことを思いつつ、私は神聖な気持ちで念願のヴァンパイア・ラブストーリーを読むべく、まず化粧を落とし、暖かな風呂に入って一週間の疲れと汚れを落として体を清め、バラの匂いのアロマオイルをアロマディヒューザーに落とし、Hey! Say! JUMPがイメージキャラクターのバラの匂いのボディミルクを塗りました。フォーチュン [FORTUNE]

 

この本はタイトルの通りバラがとても重要。バラの匂いで満ち足りた状況で読みたかったのです。

 

……服装はちょっと寝巻きがいいものが出払ってて、大学時代の友達と作ったおそ○さんの三男のパーカーでした。すごい台無しだけど、さすがに可愛い下着姿で読むのはこの季節には自殺行為でした。

 

心落ち着けて、一巻「バラのしるしは愛の言葉」を開きました。あー懐かしい、この紙の匂い。そうだ中の扉絵二種類あったんだよなあ、ほんと綺麗だなあ。時空の旅に出るページは、真っ黒な印刷に白文字なんだよなあ。どんなにきつく抱き合っても、"時の崖"を跳んだら離れてしまう二人の苦しみが伝わるなあ……。

 

……なんて、ページを開くたび、かつての感動が蘇ってきました。てか昔はそんなこと考えながら読んでなかったけど工夫してあったんだなあ……!?でも幼いながらに時空の旅に出るのめっちゃ辛いんだなあと、その真っ黒のページを読むたびに感じてました。f:id:strawberrytart0509:20181222202918j:image

 

時空の旅に出るとき、二人は"時の崖"を飛ぶことになるんですよ。時の渦に引き裂かれながら。

 

子どもの頃イメージしてたのは、アニメの美少女戦士セーラームーンの第一シリーズでプリンセス・セレニティエンディミオンが引き裂かれるシーンでした。飛ばされたエンディミオンに向かって必死で手をつかもうとするプリンセス・セレニティ……。f:id:strawberrytart0509:20181222205557j:image

こんな感じでジルベールとジュネも転生のために時の崖を跳んでたのかしら……と。(※あくまで自分のイメージです)

 

さてこの物語には、もう一人大事な登場人物がいます。それはジルベールの実の兄である、バルトレッド・リンド。通称・リンド公です。

 

読んでいて気づいたのですが……私、前の記事でこの人の名前間違って覚えてました。レッドバルトと覚えてました。あと一巻での登場シーンがジュネの通う学校にバラ研究家として出てくるのですが、臨時教諭として赴任してきたと書いてました。全然違うじゃん設定。

 

さてこのリンド公、どういう男かというと。ジルベールとジュネが時空の旅に出るきっかけになり、ジュネを殺し、ジルベールをヴァンパイアにした悪魔のような男。悪魔と取引して永遠の命を得て、想い人であるジュネを事故とはいえ殺しておきながらなお、ジュネを手に入れるために時空の旅に出る二人を追い続ける極悪人……。

 

リンド公、改めて設定並べてみると怖いわ。

というかそりゃジュネも振り向くはずないわ。前世で自分を殺した相手に振り向くわけがない!!!なんで追いかけるんだよ冷静に考えろよ!!!!叶うわけないでしょうが!!!!!

……と思ったところで通じる相手ではないよなあと思いました……。悪魔と取て永遠の命持ってるし、死んだジュネを祖母であるメリッラに蘇らせてるんですよ。目の前で殺しておいて。よくそんなことしやがるな。

 

子どもの頃でも面白かった本ですが、大人になった今読んでもやはり面白いです。その設定にちょっと恐ろしいな、やっべえなと思うところもあります……。特に思った点を三つあげます……。

 

❶転生先でジュネの両親は突然幼い娘を亡くすことになる

 

ジュネは転生先ではどんなに長くても13年しか生きられない設定です。そしてジルが生きるためのバラをジュネは肺に植えられているのですが、そのバラを吐き尽くしたらその命が終わることになっています。

1巻でも触れられているのですが、ジュネは自分が突然死ぬことを両親がどれだけ悲しむかと苦しみ、せめて自分が死んだ後に両親が笑えるようにと、楽しい思い出を綴ったマンガ日記をつける……。

 

……無理だよジュネ!どんなに楽しい思い出綴っても辛くなるだけですよ……!?12歳の娘が、突然どんなことが原因かも分からず死ぬんですよ(1巻でのジュネは小6)。来年はジュネも中学生かー、なんて思っていたであろう両親が!!

原因不明に、突然一人娘を亡くす苦しみ!!私はまだ親になったことないけど、想像するだけでファンタジーの世界とはいえ辛すぎる……。

 

 

 

ジルベール、いろんな意味で生殺し状態

 

ジルベール人の血を吸わないヴァンパイアとして生きるため、ジュネが吐き出すバラと、ジュネが作ったバラしか食べないです。

いわばジルベールはジュネのバラを口にできない間はどうしようもない飢餓状態

 

転生先でジュネがバラを吐き尽くして死んだら、ジュネの次の転生先で出会うまで飢餓状態で時空の旅に出ます。そしてジュネに出会ってバラを頂いて、ジュネが死んだらまた餓えた状態で時空の旅を続けて……。ジュネに出会っても、ジュネがバラを吐くまでは餓えはしのげません。設定えげつないなあ……!!?よく耐えてるなあジルベール

そしてジュネに転生先で出会っても、ジュネがバラを吐き出すまで触れ合うことはできない。

 

好きな人、それも両思いで付き合っている恋人が目の前にいるのに、触れられないんですよ。ただでさえお腹も空いてるしのども渇いてるし、かつ辛い時空の旅を終えて、やっと会えたのに、ですよ。

 

ジルベールは16歳で不老不死のヴァンパイアにされた設定なので、思春期かつ成長期のまんま時を止められてしまってるわけですよ。……生殺しだね?よく耐えてるなあ(2回目)。恐ろしいわ名木田先生……。ジルベールはジュネがバラを吐き出したら、いろんな意味で生殺し状態から解き放たれるわけです。その分熱くジュネと触れ合うことができるわけですね。

 

ジュネがバラを吐き出す時は基本口移し。……すごいなあ……すごい児童書だわぁ……。これ主人公たちの年齢が違ったらあっという間に年齢制限引っかかる展開になるわきっと……。

 

 

 

❸一歩間違えば事案

 

バラを吐く時は口移しな二人。13歳で必ず死ぬジュネ。ということは12歳で普通にディープキスしてるわけです。

 

すっごいなおい。すっごいな……!!(色々すごすぎて語彙力低下してます……)

ジュネはジルベールと転生先で出会うまでディアドラの日々を思い出せないのですが、ジルベールに会った途端その時いくつであっても"ディアドラの15歳のジュネ"を思い出すことができます。

実際日本に転生してくる前は、ベネチア8歳の時ジルベールに出会っています。なおリンド公もジュネをこの時見つけていますが、あまりにもジュネが幼くて手を出すのを躊躇したと言ってます。

躊躇してくれてよかった、手を出してたらドン引きだ!!おまわりさんこいつです!!!あかんやつや!!!!

昔はそのことをスルーしてたけど今読んだら躊躇してくれててよかった。リンド公は青年です。ジルベールが16歳でヴァンパイアにされているのでそれより確実に上です。8歳の女の子に手を出す青年……。

 

どんなに美青年でもおまわりさん案件ですね!!躊躇してくれてよかったよ本当に!!

 

あとベネチアではジュネは10歳でバラを初めて吐きます。ジルベールはガラス職人のジュネの父の弟子として現れます。ジルベールの住むアパートでもバラを育てたというジュネの回想があるので、ベネチアでのジルベールジュネよりだいぶ年上だったのではないかと。ジュネの姉たちがジルベールをめぐって大げんかしたというジュネの回想もあるので少年〜青年くらい、16歳くらいの見た目なんでしょうね。10歳の女の子と、ディープキスする少年。……ジルベールもなかなかの事案だなあ(遠い目)

 

 

……以上、大人になって気づいてしまった恐ろしいな、やっべえなな点でした。

年の差の恋も禁断の恋も大好物ですが、というかだいぶこの本で性癖歪んだところはありますが、改めて並べてみてすごいですな……。

 

 

 

 

 

さてここまで書きましたが、やはりこの本面白い。定価の5倍払いましたが最高です。……問題は、あと1冊揃ってないということ。4巻で完結なんですよねこれf:id:strawberrytart0509:20181222222113j:image

 

今のところ、ネットオークションにもありません(遠い目)。ここまで来たなら揃えたい、というか読みたい……。大人になってから読んでも、その設定におののいてもやっぱり面白かった!!

復刊ドットコム『ヴァンパイア・ラブストーリー 全4巻(名木田恵子)』 投票ページ | 絶版・レア本を皆さまの投票で復刻 復刊ドットコムでもリクエスト入ってるんですが、……なかなか難しそうです。

 

なんとか4巻が手に入ったらいいなあ。4巻だけじゃなく、復刊してくれたら嬉しいです……。この児童書とは思えない話の濃さを誰かと共有したいです……。

 

友人のためにメイクする〜『だから私はメイクする』を読んで〜

「七竃さんほんま美人。」


あぁ、私のメイクはこのためだと改めて実感した。彼女のためというよりは、彼女に褒められるためか……。一気に体温が上がりふわふわとした感覚になる。それと同時に先日買った本の中に出てきた女たちが私の頭をかすめていく。






  ちょうど二週間前、私は本屋を駆けずり回っていた。私のここ最近推してるサークル「劇団雌猫」さんが10月に怒涛の勢いで新刊を出されたのだ。サークルと書いているがどれも商業作品である。どこもかしこも駆逐され、梅田の蔦屋書店に至っては劇団雌猫作品はまるまる在庫なしになっていた。ちなみに天王寺ジュンク堂もである。大型書店なのにと戦慄した。これからは予約したほうがいいと実感した。これ最近のJUMPのCDでも言ってた気がする。


なんとか手に入った新刊のラインナップはこちら。

・  昨年夏に発売されてヒットした『浪費図鑑』の第2弾『シン・浪費図鑑』

・『浪費図鑑』のマンガ版『まんが浪費図鑑』

・劇団雌猫さんが昨年5月に発行した同人誌『悪友DX 美意識』を書籍化した『だから私はメイクする〜悪友たちの美意識調査〜』


シン・浪費図鑑 (コミックス単行本)

シン・浪費図鑑 (コミックス単行本)

まんが浪費図鑑 (コミックス単行本)

まんが浪費図鑑 (コミックス単行本)

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査




どの本も大変面白いものだった。いやホントこんな面白いもの読ませていただいてありがとうございます。


  知らない方のために説明すると、劇団雌猫さんというのは、オタク女性4人から成るサークルである。2016年冬に様々なジャンルのオタク女性の浪費話をインターネットで集めた同人誌『悪友 vol.1 〜浪費〜』が話題になり、それは先述した『浪費図鑑』として昨年発売されヒット。

浪費図鑑―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本)

浪費図鑑―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本)



今ではインターネットでもリアルでもなかなか言えない様々な話を同人誌『悪友』シリーズとして発行する傍ら、


・日々の趣味と仕事を両立事情を聞く「オタ女子おしごと百科」

・オタク向けの街選びアドバイスをスーモに聞く「オタ女子街図鑑」


を連載中。時たま「she is」という女性向けライフ・カルチャーサイトにも寄稿している。改めてめっちゃ活躍なさってるな劇団雌猫さん。





さて今回読んだ新刊の中で、とにかく繰り返し読んでいるものがある。夜寝る前、勤務開始前、そのページを開く。


『だから私はメイクする』だ。


  先ほども書いたが、これは「悪友DX 美意識」という同人誌を書籍化したものである。「美意識」は、コスメ、メイク、ダイエットなどオシャレすることについてそれぞれ語ってもらった話を集めた本である。商業化した「だから私はメイクする」は「美意識」に掲載されていた話に加えて新しい話も掲載され、大変興味深いラインナップだ。

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あだ名が「叶美香」!?指先ファンタジーってなんかかわいい!!てか芸能人と働いてる!?ドバイで奮闘……?


目次からして様々な美意識が語られているが、私が特に共感したのが「会社では擬態する女」だった。よく寝る前に読んでいる。ネタバレを避けるためあまり多くは語らないが、私も職場では擬態しているに近い。仕事の後用がある際は朝から気合が入ってあまり擬態できていないが、そういう時に同期に遭遇するのは大変最悪である。そのため寝る前に「明日もしっかり戦うぞ」と戦意を新たにするために読む。

次に共感した「仕事のために○○する女」は職場で読むことが多い。特に仕事の開始30分前。読み終えるとよっしゃやったるで、しっかり仕事をこなしてみせるで、と気持ちを切り替えて仕事ができる気がするからだ。





  さて、冒頭で私はある女性に褒められていた。言葉から察してくれているだろうが、「顔」をである。


私はどうやら、世間から見たら「美人」であるらしい。らしいというのは、最近自覚してきたのと、まだ信じられないところがあるからだ。

というのも私は小中と周りからブス扱いされていたのだ。スクールカーストも最下位。仲のいい友人も少なく、学校は軍隊学校と揶揄されるほど厳しく、親も厳しく……とストレス発散できる場もなかったため、日々の不満が顔に出ていたからであろうなと今になってみれば思う。ストレスから解放されたタイミングと化粧を覚える機会が重なり、私は美人と周りに褒められることが増えた。冒頭の彼女はその初期に出会った友人だ。ちなみに彼女は私がまだ出会う前から私のことを知っていたらしい。


「図書室に行ったらめっちゃ美人がいたのを覚えてる」


すまんいつかわからない。私は図書室に毎日行ってたからどこで彼女とスレ違ったのかさっぱりである。

彼女と仲良くなるのは彼女が私を認識したずっと後である。たまたま部活で出会ったと思っていたが違ったらしいと高校卒業のタイミングで知った。まだこの頃私は「美人」と言われてもお世辞だと思っていた。


どうやら違うらしいと知ったのは大学の時だ。大学のリア充系女子に「顔がめっちゃ好み」「一回がっつり化粧させて。絶対とんでもない美人になる」「七竃の顔めっちゃ好きでつい眺めてしまう」などと言われるようになった。これはそれぞれ別の人たちに言われたことである。この頃もまだお世辞だと思っていたが、何度も別の人に言われることが増えるとふと思うようになり大学の友人に恐る恐る「私って美人なのか?」と聞いた。


「私が今まで会ったなかでは最高レベル」


真顔で言われた。そんな彼女も女優帽が似合う壇蜜系美人である。


それでもわからなかった。いやいやそんなことないと自分に生まれた思いを打ち消していた。


冒頭の彼女は、今でも私が休日に会う友人の中で一番会うことが多い。そして会うたびに冒頭のように、褒めてくれる。


私のことを褒めてくれた友人は、彼女が最初だった。最初に言われた時はお世辞だと本気で思っていた。嬉しかったが、中学時代に学年一の美女と言われた同級生の取り巻きたちに「ブスだから近づくな」「あんたとこの子は世界が違う」と言われた思い出がよぎり、そんなわけがない、私が美人なわけがないと思った。その同級生とは家が近くて、たまに登校途中に見かけることがあった。その度にどこからこうなってしまったのだろう、ほんとの昔にはあの子と一緒に帰ることも、話すこともあったのに、と苦しくなった。今はもう話しかけることもできない、許されないのだ私は。

「そんなことないよー、ブスよ私ー」と、彼女にやっと返した気がする。褒めてくれた彼女は「いやいやそんなことないー」と言った。私は必死で自分が美人であることを否定した。だって私の中で美人と称されていいのは、その同級生だったから。


地元で刷り込まれた呪いが解け始めたのは、彼女が何度も言ってくれた「七竃さんは綺麗」「七竃さんは美人」だった。親に言われても親が言ってくれることだし、と流していた。言われて嬉しかったし、相変わらずどう返していいかわからないけど彼女の前では「そんなことない」と否定することはなくなっていった。代わりに「ありがとう」と言うようになった。


彼女に「ありがとう」と言えるようになった頃、ようやく私は周りからの褒められる言葉を素直に受け入れられるようになった。メイクが楽しくなり、オシャレも楽しくなった。そして褒められることも増えた。



反面、厄介な男性に出会うことも増えた。お前らはお呼びではない。何が悲しくてアニメイト前でナンパされねばならないんだ。何が悲しくてデレステフルコンボ狙ってたらナンパ目的の男にイヤホン耳から引っこ抜かれねばならないんだ。 



話がそれたが、美人と少しずつ思えるようになってから、私は友人に会う日はとにかく気合を入れてメイクするようになった。彼女に「綺麗」と言われたい。一番綺麗な状態で彼女に会いたいと思うようになった。だから彼女に会う前日は丁寧にムダ毛処理をし、朝は家を出る二時間前に起きてメイクとヘアアレンジをする。


普通彼氏に会う日にやることじゃないか?と思うだろう。自分でもそう思う。彼氏に会うときもこんな感じだがメイクは彼女に会う時より薄めである。よし最高に美人だ!とかなりメイクが上手くいったデートで、「もっと薄い方が好きだ」と言われてしまったのだ。だからおそらく、私は友人と会う時の方が彼氏に会う時より自分の中では美人である。(それもそれでどうなんだ……)


  他にも「七竃は美人」と言ってくれる人はいる。でも、その中でも彼女に褒められるのはとても嬉しいのだ。一番最初に褒めてくれたから、というのもあるだろうけど、やっぱり会うたびに言ってくれるというのが大きいかもしれない。彼女に褒められるたびに、本当に幸せな気持ちになるのだ。今までブスと言われた記憶が全部飛ぶほど舞い上がる。高校時代に初めて言われた時はあんなに必死に否定したのに、今ではむしろ「でも私綺麗でしょ?」とわざとふると「癪に触るがちくしょう否定できねえ!!」と軽口で応酬するのが楽しい。なおこの応酬は毎回ではない。さすがに毎回ふったら嫌われる気がするから。


『だから私はメイクする』を読んでいる際、ずっと彼女の顔が頭に浮かんでいた。そして私は「私は自分と彼氏と友人のためにメイクしてる」と実感した。

自分のためにメイクするのは、

・一社会人のマナーを守ってますよアピール

・仕事でどうしても気分が上がらない時 。


彼氏のためにメイクするのは、

・好きな人の横で人から見て笑われるような格好をしたくない 

・彼に可愛いと思ってもらいたい  


でも一番大きいのはやはり友人のため。理由はもちろん。


・褒めてくれるから。


彼氏も、可愛くすると褒めてくれる。実際彼氏と友人に会う時にメイクする時間は変わらない。でも、比重でいうなら重要度は友人の方が大きいかも。と考えを整理している時、友人から共通の趣味に関するお誘いがあった。すぐオーケーをした。


冒頭に戻るが、やはり彼女は私を褒めてくれた。それに満足すると同時に、私はもうきっと褒められる快感から抜け出せないのだと思う。美人でいて当たり前にならないといけないと思い始めている自分がいる。当たり前ではないのに。上には上がいるし、芸能人になれるような美人ではない。でも、ずっと彼女に褒められる美人でありたいと私は思っている。これからも私は彼女に会うために綺麗なメイクをするだろう。仕事が変わっても、年を取っても、結婚しても、きっとそんな気がする。


次に彼女に会ったら言いたいことがある。「私を美人に変えてくれてありがとう」

今私が周りに美人と言われるのはあなたが最初に褒めてくれたからだ。あなたが褒め続けてくれたことで、私は変わることができました。そしてこれからも褒めてください。